Travis Japanはジャニーズ初の世界デビュー 国内ボーイズグループが海外で評価されるために必要なことは?

 10月28日にデビューしたTravis Japan。7月には日本のアイドルとして初めて『America’s Got Talent』に出場していた。彼らを始め、近年デビューした国内ボーイズグループの多くが、「世界で活躍できるグループになりたい」と発言する姿を目にするようになった。オーディション番組出身のJO1、INI、BE:FIRSTや、ジャニーズ事務所からデビューしたKing & Prince、SixTONES、Snow Manなど多くのグループが日本の音楽市場を賑わせている。多くのグループがYouTube、Instagram、Twitter、TikTokなどのSNSでも活躍を広げており、そこには海外からのコメントも見受けられる。しかし、海外での楽曲認知や評価の基準の一つとなる米Billboard Hot 100へはランクインしておらず、海外の音楽番組でのパフォーマンスを見かけることもまだ少ない。そんな彼らが、これから、海外で活躍し、評価されるために必要なこととはなんだろうか。

 まず第一に、米Billboard Hot 100へのランクインを果たすなど一歩進んでいる韓国のボーイズグループに対し、国内のボーイズグループは圧倒的に世界の音楽市場に「知られる」機会が少ないと考える。例えば、JO1やINIは韓国で放送の音楽番組や『KCON』などに出演しているものの、他のボーイズグループはYouTubeで公開される映像は多言語字幕がないものが多く、海外でのイベント出演も限られている。

 一方、韓国のボーイズグループなどは、そのグループが人気であったり、これから先、売り出したい国の言語で字幕がついていることが多く、『KCON』を始めとした海外でのイベント、コンサートへの出演も多い。大きなステージでなくとも、多くの国の人が彼らの音楽に触れる機会を増やすこと、歌詞や実際にメンバーが話していることをファンが自国の言葉で理解できるようにするといった工夫だけでも、まず「知られる」機会を増やすことができるのではないだろうか。

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