『iCON Z』第51話、男性部門第二章のハイレベルなダンス課題曲チェック Dリーガーチームの圧巻のスキルに審査員も賞賛

 LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』に独占密着する、『~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z』(テレビ東京系)第51話が10月30日に放送された。

 今週は、『iCON Z』第二章課題チェックのダンス部門に密着。先週放送されたボーカル部門ではトップ4を全て敗者復活組が占める結果となったが、ダンス部門では新たな参加者であるDリーガー組にも期待が寄せられる。課題曲は、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「PERFORMER'S D.N.A.」。プロのダンサーでも「辛い」というほど振り付けが激しく、さらに曲の中盤にはフリースタイルを披露するパートも。スタジオゲストとして登場したEXILE NAOTOも「本当に辛い3分半になってると思う」と語る。このハイレベルな課題に、参加者たちはどう立ち向かったのか。

 ダンス部門には22人全員が参加するが、スキルや経験値は全員バラバラ。中でも佐々木陸とDEEP SQUADメンバーはダンス初心者のため、苦戦を強いられていた。最年長27歳の比嘉涼樹は、10歳近く年齢差のあるDリーガーの佐藤陽、古嶋滝に教えてもらいながら必死に練習を重ねるが、思うように身体が動かず頭を抱えてしまう。練習の合間にカメラを向けられると、「プロとしてデビューしてるのに。こんなダサい姿、絶対普段見せたくないんですけど」と苦笑い。それでも一人早朝から自主練をし、なんとか振り付けを叩きこんだようだ。

 フリースタイルパートのレッスンでは、即興でお互いのダンスを見せ合うことに。そして、敗者復活組のダンスが得意なメンバー対Dリーガーという熱い戦いが突如勃発。自身のプライドをかけて、これまで培ってきたダンスの技術を存分に披露し合い、レッスンは盛大な盛り上がりを見せた。ライバルでありながらも、いずれ仲間になるかもしれないという関係性の参加者たち。彼らの絆も少しずつ固くなっていた。

 そして迎えた審査当日。審査員には、引き続きEXILE HIRO、AKIRA、SHOKICHIに加え、NAOTOも参加する。今回病欠となった佐々木陸を除いた21人は、DEEP SQUAD、Dリーガー、そして敗者復活組を3組に分けた、合計5組でそれぞれ発表を行う。

1組目は敗者復活組から、川口蒼真、佐藤蒼虎、遠藤翼空、鈴木瑠偉が参加。第一章のダンス自慢が多く揃ったグループなだけに、迫力のあるダンスを披露。フリースタイルパートでもそれぞれの持ち味を活かした振り付けを見せた。NAOTOは「抜くところをちゃんと抜くのを意識してくれた」と全体的に高評価を下しつつ、「翼空くんは間の取り方が上手い。蒼虎くんは大技をやってたけどハメ音にハマっていなくてもったいない」と個人単位でも細やかなコメントを寄せた。

 2組目も敗者復活組から、山本光汰、中村碧、佐藤峻乃介、岡尾琥珀が登場。ラストの激しいパートではお互いを鼓舞するように叫びながら全力で踊る。しかし、その様子を見ていたAKIRAは「この合宿を通しての成長は見られなかった。ただの体力づくりみたいになっちゃってる」と厳しい評価。HIROも「ドタバタ暴れてるだけに見えちゃうのがもったいない」と残念な表情を浮かべる。

 3組目は、敗者復活組のラスト、ギレルメ マサユケ トマジ 西村、夫松健介、沓野広翔、マーク エイロン、石川晃多の5人。ボーカル部門トップの沓野や、第一章からマルチプレイヤーとして高評価を獲得してきた夫松など、注目のメンバーが揃っている。パフォーマンス終了後、AKIRAからは「一章からすごく成長が見える。でも『iCON Z』が求めるレベルはもっと高いので上を目指して極めてほしい」とコメントをもらい、HIROからは「(上手に)踊れなくてもかっこよく踊れるところまで行きついてた方が選択肢は増える。プロのクオリティでやっていくスタートラインがどこになるかで全然変わってくる」と、ダンスに取り組む上での本質的なアドバイスが寄せられた。

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