8LOOMメンバー分析 第1回:佐神弾=高橋文哉、強気な姿勢の裏に見える努力の跡 センターの風格でグループを牽引

 王道少女漫画テイストのドラマ『君の花になる』(TBS系)に注目が集まっている。それだけでなく、同作は劇中に出てくるボーイズグループ・8LOOMも話題だ。8LOOMは、作中と連動して期間限定で実際に活動をしている。9月21日に「Come Again」でデビューを果たし、10月19日にはドラマ主題歌にもなっている2ndシングル「君の花になる」を配信リリースした。さらに11月2日からはライブハウスツアー『君の花になる "Let's 8LOOM" TOUR ~FIRST and LAST~』もスタート。東京・大阪・福岡を回り、全国にパフォーマンスを届ける。本稿では、そんな大注目の8LOOMのメンバー1人ずつを取り上げていきたい。まずは高橋文哉演じる佐神弾。

 弾は、8LOOMのリーダー兼センター兼楽曲制作担当。公式HP(※1)によると「ツンが多めのツンデレ」とのことだが、2話までの様子を見ると“ツン”成分が90%。メンバーたちにも厳しく接し、寮母である仲町あす花(本田翼)や銭湯のアルバイトである池岡奈緒(志田彩良)にもそっけない態度を見せている。弾はもともと音楽が好きで、高校時代から楽曲を作り続けていた。音楽室で1人ボイスレコーダーに曲を吹き込んでいるところを教師だったあす花に見つかり、音楽の道への進むという夢を叶えるべく背中を押されたことがきっかけになったのか、8LOOMとして活動中というわけだ。寮母とアーティストとして再会した後はあす花に特別な思いがある様子で、それが“デレ”に繋がっているようだ。

 冷たい態度を取りながらも、あす花の頭を引き寄せて「あんたの夢も俺が叶えてやるよ」と言ったり、泥酔したあす花をおぶって帰ったり、あす花のために着ぐるみを着てチラシ配りをしたり、メンバーとの仲を取り持ってくれたあす花に「ありがとう」と伝えたり。2話では、振付をなる=成瀬大二郎(宮世琉弥)、MC兼交渉をエイジ=一之瀬栄治(八村倫太郎)、トレーニングプランをたくみ=久留島巧(NOA)、そしてリーダーをタカラ=小野寺宝(山下幸輝)に任せるシーンもあった。徐々にメンバーにも“デレ”を見せていくのかもしれない。

関連記事