Lucky²、パワーアップした9人体制の“無敵感” 元気いっぱいな応援歌に込めたファンへの感謝の気持ち
LDHに所属するガールズ・パフォーマンスグループ Lucky²。今年は初のライブツアーを成功させ、新メンバー3名が加入して9人体制になるなどグループとしても着実にステップアップしてきた。現在は先輩グループであるGirls²の全国ツアーのオープニングアクトを務めるなど、たくさんの経験を重ねながら成長中だ。そんなLucky²が、新体制となって2作目となる2ndシングル『アイコトバ』を10月26日にリリース。メンバーを代表して、杉浦優來、比嘉優和、森朱里の3人に話を聞いた。(山田邦子)【インタビュー最後にプレゼント情報あり】
「アイコトバ」はLucky²からの応援ソング
ーー今年6月から9人体制になりましたが、メンバー間の雰囲気も変わったりしましたか?
杉浦優來(以下、杉浦):わちゃわちゃ感がすごくなりました。
比嘉優和(以下、比嘉):あと、人数確認も大変(笑)。
森朱里(以下、森):みんなずっと喋ってます。
ーー楽屋はかなり賑やかなんでしょうね(笑)。歌やダンスの面でもパワーアップしたんじゃないかと思いますが、どうですか?
杉浦:9人体制になって、今までの楽曲の振り付けも9人バージョンで覚え直したりしたんですが、例えばみんなで手を繋いだりするところがかなり大きな円になったりして。3人増えただけで、構成としてもすごくパワーアップした感じがあります。
比嘉:迫力が増しました。構成として、移動は大変になるけど見栄えがすごく綺麗なんですよね。6人の時とは違う面が出せているんじゃないかなって思います。
森:私は今年の6月に加入したんですが、みんなより経験が浅いので、今頑張って練習してみんなについて行っている感じです。
比嘉:でも(森は)ダンスが上手だからね。即戦力というか。
杉浦:そうそう。
森:いえいえ(笑)。でもダンスは得意です!
ーーパワーアップして、チームワークもすごくいい感じ。Lucky²、今きっと無敵ですね。
比嘉:9人いたら、安心感がハンパないです。ダンスだったらみんなで立ち位置とかも教えあったりするし、最近はそういう会話も増えてきていますね。
杉浦:そうそう。私たちはまず6人で今年の7月から8月にかけて1stライブツアーを開催したんですが、そこで深まった絆とチームワークがあったし、新しく入った3人もわからないことはどんどん質問してくれたりして。それがすごく嬉しいです。
比嘉:無敵だね(笑)。
ーーでは9人でリリースする2作目『アイコトバ』について聞かせてください。
杉浦:表題曲は、Lucky²からの応援ソングになっています。爽やかな曲で、元気いっぱい。〈届け届け〉ってみんなで歌うところもあったりして、聴いてくれる皆さんに元気を届ける楽曲になっています。
比嘉:背中を押される歌詞ばかりで、歌っていても踊っていても楽しいんですよ。初めて聴いた時、同じフレーズが繰り返されることもあってすごく覚えやすかったし、早く歌いたいなって気持ちにさせてくれた曲でもあります。
森:前作の「DISCO TIME」はちょっと落ち着いた、大人っぽい感じの曲だったけど、「アイコトバ」は開放感があって、笑顔で歌える曲だなって思いました。
ーーレコーディングはどうでしたか?
比嘉:ファンの方がいつも応援してくださっているから私たちは活動ができているので、「いつも応援ありがとう」の気持ちが届くように、〈届け届け〉って意識しながら歌いました。歌詞も振り付けも、ファンの方と繋がっているなってすごく感じています。
杉浦:最初の〈届け届け〉っていうところは私とメンバーの3人が歌っているんですが、皆さんが最初に聴くフレーズですから、いろんな気持ちを込めました。元気さはもちろん、なかなかファンの方に会う機会もなかったから、感謝の気持ちもこの曲に込めています。
森:レコーディングしている時、リズムに乗って弾むように歌うのがポイントだってアドバイスをいただいたので、その点を意識しながら笑顔で歌うことを心がけました。あとは前向きになれる歌詞が多いから、「私たちと一緒に頑張ろうね!」っていう気持ちを込めながら歌いました。
ーー特に好きなところがあったら聞かせてください。
比嘉:〈マジ食べてばっかり でも楽しくて/1日が足りない〉っていう歌詞があるんですが、今どきっぽいなと思いました。「マジ」とかは中学生とか高校生がよく使う言葉だと思うので、歌詞に入っているのがすごく好きで。今までにない感じだったし、可愛くてお気に入りです。
ーー比嘉さんはどうですか? マジ食べてばっかり(笑)?
比嘉:マジ食べてばっかりです(笑)。食べること大好き! 特に、トマトパスタが大好きです(笑)。
ーー森さんはどこがお気に入りですか?
森:私はサビの最後の〈胸を張れ〉という歌詞です。そこを聴くと、いつも前向きになれるんです。あとはサビ前の〈1.2.3〉のリズム感がすごく好き。サビに向けて、ここからどんどん盛り上がっていくぞってところが気に入っています。この曲を聴くと、「今日も1日頑張るぞ! ファイト!」って思えるんですよね。
ーー杉浦さんはどうですか?
杉浦:私はBメロの〈夕陽染まった街路樹が/切なくさせるけど/君が笑うと釣られてしまうよ〉っていうところが好きなんです。ここだけちょっと落ち着いた感じになるんですが、そこは歌っていても気持ちよくて。みんなで一緒にぐるっと回る振り付けも大好きなんです。
比嘉:ここは、詩みたいな歌詞でかっこいい。
杉浦:元気な言葉が多い中で、こういう表現があると逆にテンションが上がるんですよね。
ーーでは、MVやパフォーマンスの見どころも教えてください。
杉浦:前作の「DISCO TIME」は結構大人っぽい感じの曲で、MVもクラブで撮影したようなキラキラした感じだったけど、今回は中学生と高校生の今の私たちにしか出せないフレッシュさやパワフルさが出ているんじゃないかなと思います。
比嘉:室内と屋外っていう違いもあると思うんですが、今回はすごく大きなグラウンドで、Lucky²らしい魅力が出せたんじゃないかなと思います。衣装も、1枚目のビビッドカラーからパステルカラーになったりして、違いがしっかり出ているかな。
森:「アイコトバ」のMVは、開放感がすごくあるなって思います。パフォーマンスの部分では歌詞に合った振り付けが多くて、特に〈飛び越えようよ〉っていうところはみんなで走っているような振り付けになっているので、そこが見どころです。
杉浦:2番の〈叫べ叫べ〉は、口元に手を添えて本当に叫ぶような感じなんですね。真似しやすいポイントだと思うので、一緒に踊れたら嬉しいです。
比嘉:最後の部分で、首を回してポーズをするところがあるんですね。そこが、何だか「あ、9人だ……!」って感じるんです(笑)。迫力があって、すごく締まった終わり方なので、個人的にはそこがすごく好きですね。
ーーダンスをする際に、首はすごく重要なポイントでもありますよね。比嘉さんのダンスは体の柔らかさが際立っている印象です。
比嘉:いつもみんなから、軟体動物って言われてます(笑)。
杉浦:クラシックバレエやってたからね。
比嘉:そうなんです。それが、今のダンスにも反映されているんだと思います。