原 由子、最新ソロアルバムより遠藤憲一&森田想出演の「スローハンドに抱かれて (Oh Love!!)」MV公開

 サザンオールスターズの原 由子が本日10月19日にリリースしたオリジナルソロアルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』より、60’sの洋楽ロックへのリスペクトと愛を込めた楽曲「スローハンドに抱かれて (Oh Love!!)」のMVが公開された。

原 由子 – スローハンドに抱かれて (Oh Love!!) (Full ver.)

 本アルバムは、『はらゆうこが語るひととき』(1981年)、『Miss YOKOHAMADULT YUKO HARA 2nd』(1983年)、『MOTHER』(1991年)に続く、4作目のオリジナルアルバム。44年の音楽キャリアを共に生き抜いてきた“戦友”そして“楽友”である桑田佳祐による全面バックアップのもと、柔軟で彩り豊か、かつ野心的で実験的なサウンドメイクで新曲10曲を新たに書き下ろした。穏やかで柔らかな原 由子のパブリックイメージだけでは収まらない作品になっている。先行配信されていたNHKドラマ10『プリズム』主題歌のアコースティックナンバー「ヤバいね愛てえ奴は」や、サザンの名曲「鎌倉物語」の続編をイメージして描かれたユニクロ『スフレヤーンニット』TVCMソング「鎌倉 On The Beach」なども収録。

 今回MVが公開された「スローハンドに抱かれて (Oh Love!!)」は、原 由子の60’s洋楽ロックへの愛とリスペクトを描きつつも、どこか歌謡曲のエッセンスも感じられる楽曲。作曲を原が、作詞を桑田佳祐が担当している。スローハンドと言えば、桑田と原が学生時代から敬愛するミュージシャン エリック・クラプトンのニックネームとして知られるが、ベック、ペイジ、ジョン、ポール、クリームなど、クラプトンにまつわる実在のレジェンドミュージシャンたちの名前が歌詞の至る所で登場するなど桑田の言葉遊びと、キーボーディストならではの視点で60’sロックを表現した原 由子のソングライティングが光る曲に仕上がっている。

 MVでは、60’sロックが持つ独特のサイケデリックな世界観を表現しつつ、原 由子やバンドメンバーの演奏シーンに加えて、俳優の遠藤憲一と森田想が出演。遠藤演じるしがないサラリーマンの父親と森田演じる真面目だけど音楽にのめり込む娘の何気ない親子関係を描きつつ、ストーリーは思わぬ展開に。笑いあり、感動あり、見終わった後には少しほっこりするホームコメディ仕立てになっている。

 さらに、先日発表された来春開催の原 由子ソロワンマンライブの日程が発表。会場は『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』の完全生産限定盤プレミアムディスクにライブ映像が収録されることにもなった『はらばんライブ Live at鎌倉芸術館 2010.07.04』が開催された鎌倉芸術館、日程は2023年3月6日、7日の2日間。13年の時を経て同会場で2デイズにわたってライブを開催する。チケット詳細は追って発表される。

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