BE:FIRST、新ラジオ番組から見えるアンテナの高さ 学びある充実した内容に
10月1日から、BE:FIRSTの新ラジオ番組(J-WAVE)がスタートした。メンバーが交代で出演する同番組は「BE:FIRSTが世界的アーティストになるために、様々ないい音楽と出会い、新しいチャレンジをしていく音楽プログラム。Shining "One"から始まり、Million、10 Million、100 Millionと次々記録を打ち立てているBE:FIRSTが、Billionという響きが相応しい存在になるために次の一歩を踏み出して行く次のストーリーの始まり」というもの(※1)。さらに、GYAO!では同番組と連動したスペシャルコンテンツも配信されるという豪華な構成になっている。そこで、今後の彼らにとってキーとなりそうな同番組の第一回を振り返ってみたい。
初回のパーソナリティは、RYOKIとMANATO。最近チェックしているアーティストとしてMANATOはマニー・ロングやキアナ・レデなどの女性シンガー、RYOKIは『SUMMER SONIC 2022』で共演したZICOや、藤井風の名前を挙げつつ、1時間を通してヒット曲をチェックしていった。2人の掛け合いも心地よく、RYOKIが会話を引っ張り、MANATOが柔らかく話しつつテンションが上がっている様子であった。
そんな2人の会話を聴いていると幅広い物事に興味があることがわかる。番組の途中でSOTAとダンサー・KAITAの対談がオンエアされたが、それを聴いていたRYOKIとMANATOは「KAITAくんの過去、シンプルに気になるよね」、「何に一番感銘を受けたんだろうね」など興味津々。さらにエンディングトークでは「新しい音楽の出会いがたくさんあった。知らない単語もいっぱい出てきたけどすごく勉強になる」(MANATO)、「一緒に出会いながら進んでいく感じが新しくて面白い」(RYOKI)と番組の感想を述べていた。こうした好奇心の強さがBE:FIRSTのパフォーマンスや楽曲の豊かさに繋がっているのだろう。またそれだけでなく、番組を通じてリスナーの知識も広げていっている印象だ。BE:FIRSTメンバーをきっかけに世界のヒット曲を知れるため、洋楽に馴染みがなかったファンも同番組をきっかけに興味が持てるのではないだろうか。