松任谷由実、35年越しに明石家さんまに謝罪 堀未央奈、上白石萌音らZ世代が選んだユーミンの名曲に共感の声

 10月2日放送の『行列のできる相談所 秋の2時間SP』(日本テレビ系)にユーミンこと松任谷由実が出演。この日司会を務めた明石家さんまとは、1986年、87年のクリスマスイブに放送された伝説の音楽番組『メリー・クリスマス・ショー』以来35年ぶりの共演となった。

 当時31歳だったさんまの印象を聞かれ「どこが面白いのかよく分かんなかった」と言うユーミン。レギュラーの滝沢カレンはユーミンの曲を世代的に「『魔女の宅急便』で知ることができて」と言うと「ありがとうジブリ!」と拝むお茶目な一面も。映画『魔女の宅急便』 オープニング曲である「ルージュの伝言」についてさんまが〈街はDing-Dong遠ざかってゆくわ〉の歌詞の良さを語ると「嬉しい! そこまで歌ってくれて、もう面白くないなんて言いません」と謝罪した。

 番組ではZ世代に人気のユーミンの曲ベスト3を発表。第3位「卒業写真」(1975年)について元乃木坂46の堀未央奈は「私が生まれる前の曲でも、今の25歳の私にもスゴく刺さる曲。〈人ごみに流されて 変わってゆく私を〉という歌詞が私自身も10代から上京して、歌詞の世界観(に共感した)。唯一無二なんじゃないですかね」と語った。第2位は「やさしさに包まれたなら」(1974年)、そして第1位となった「ルージュの伝言」(1975年)について上白石萌音は「新しいことに臨む時、不安とか心配事で押しつぶされそうになる時に必ず聴く曲。〈街はDing-Dong遠ざかてゆくわ〉って天才じゃないですか?」とさんまと同意見。「ちょっと寂しくなっちゃうけど、ここで鐘が鳴ってる遊び心を足すことで、前向きな気持ちと切なさを押し込めようとしてる、天才だな。きらめく一等星のような方」と語った。

 また芦田愛菜は「ちょっと余裕がない時に、優しくて温かく包み込んでくれるような気がして」と「春よ、来い」(1994年)を大好きな曲にあげ、「最初聴いた時にめちゃめちゃ感動して、なんてキレイなメロディなんだろうって。もしピアノが弾けるなら自分で弾きたい曲」と語り、さんまは『メリー・クリスマス・ショー』のためだけに作られた、松任谷由実作詞、桑田佳祐作曲の「Kissin’Christmas(クリスマスだからじゃない)」をあげた。

 SNS上では、「Z世代にも人気 わが青春のユーミン♪♬」「行列で流れてるユーミンの曲、どれも知ってる…自分の生まれる前なのに…www」「うちの子供達も『魔女の宅急便』でよく知ってるらしい。」という様々な世代からの声や、「『メリー・クリスマス・ショー』の「Kissin' Christmas」の映像2度と観ることができないと思ってたからめちゃめちゃ嬉しい!」「さんまとユーミンのかけあい面白い」「ユーミンさん回の司会がさんまさんで本当によかった」といったコメントも。また、ユーミンが“本当に歌がうまいと思う日本人歌手”に松田聖子、Z世代のアーティストでは「佇まいがいい」とVaundyの名前を挙げたことへの反響も大きく、「ユーミンが認めたZ世代ミュージシャン、、、Vaundyだって!!!」「Vaundyの名前だしたんやばいな」「ユーミンに才能あるって言われるVaundy、改めて凄いわ」といったVaundyファンからの嬉しい声が続いた。

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