森山直太朗、松山ケンイチ×長澤まさみ初共演映画『ロストケア』主題歌に新曲「さもありなん」を書き下ろし
森山直太朗が、2023年3月に全国公開される松山ケンイチ&長澤まさみ出演映画『ロストケア』の主題歌として、新曲「さもありなん」を書き下ろした。
映画『ロストケア』は、連続殺人犯と検事が対峙し、なぜ彼が殺人を犯したのかに迫る社会派エンターテインメント。本楽曲はアコースティックギターのやさしく、繊細な音色が印象的なバラードとなっており、脚本を読み、そして映画の1シーンを見た森山自身が「普遍の優しさから生まれた一曲」と語る楽曲に仕上がっている。また、映画『ロストケア』の特報映像も公開された。
森山直太朗コメント
前田監督からお話をいただき「さもありなん」という曲ができました。
介護という一つのテーマでも生きている人の数だけ無数の問題と途方もない答えがあって、何が善で悪なのかはそれぞれ倫理観、置かれている立場によって異なります。
大切なのはその「異なり」を寄り添い見守ること。
是か非か、ありか無しかを問い合うより無意識の視点で相手の想いを感じること。
「さもありなん」はそんな普遍の優しさから生まれた一曲です。
泡と化す宇宙の言葉。境のない世界になることを願いながら。
前田哲監督コメント
森山直太朗さんに、映画のイメージを掴んでもらうため編集前の一部の映像をご覧いただきました。
森山さんは映画のテーマを深いところで感じとられ、私が思い描いていたものからさらに飛躍させた素晴らしいアイデアを提案してくれました。
森山さんが映画と真摯に向き合ってくださった結果。
映画を大きく包み込んでくれた、真の意味での映画主題歌を作ってくれました。
私は初めて聴いた時の、心にゆっくりと沁みていき魂が解き放たれる感覚を一生忘れません。
森山さんに出会えたことは、映画にとっては必然であり、私にとっては感謝とともに貴重な同志を得た気持ちです。ありがとうございました。
プロデューサー 有重陽一コメント
2025年、団塊の世代と言われる800万人が75歳以上となり、国民の4人に1人が後期高齢者となる日本は超高齢化社会を迎えます。そんな時代だからこそ 介護、親子という題材を真正面に見据えた映画を製作したいと思いました。映画では答えの見えない問題を描きつつ、それでも生きてゆくという希望を感じてもらいたい。そんな話を監督とする中で主題歌は森山直太朗さんに是非お願いしたいと思いました。森山さんに書き下ろしていただいた楽曲「さもありなん」は我々の理想の楽曲であり、ラストに流れるこの曲が必ずや観客の心を癒してくれるだろうと思っています。
■映画情報
映画『ロストケア』
出演:松山ケンイチ 長澤まさみ
鈴鹿央士 坂井真紀 戸田菜穂 峯村リエ 加藤菜津 やす(ずん) 岩谷健司 井上肇
綾戸智恵 梶原善 藤田弓子/柄本 明
原作:『ロスト・ケア』葉真中顕 著/光文社文庫刊
監督:前田哲 脚本:龍居由佳里 前田哲
主題歌:森山直太朗「さもありなん」(ユニバーサル ミュージック)
音楽:原摩利彦
制作プロダクション:日活 ドラゴンフライ
配給:日活 東京テアトル
(C)2023「ロストケア」製作委員会
公式サイト:lost-care.com
【森山直太朗INFORMATION】
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