YOSHIKI、またしても首を痛める 三度目の手術の可能性に不安のツイート

 X JAPANのYOSHIKIが9月12日、Twitterを更新。「先程、撮影中にドラムを叩くシーンがあって、首を痛めてしまった。。今、病院.. この後のミーティング、etc 、申し訳ない」と綴りし、その後「できれば、今は、三回目の首の手術は避けたい。もう人工椎間板、入ってるし。」と、泣いている顔文字を添えての報告に、ファンから心配の声が相次いている。

 直前に「いまCM 撮影中。。」とツイートしていたことで、CM撮影での出来事だということが窺えるが、YOSHIKIといえば首の負傷との戦いの歴史でもある。ヘッドバンキングをしながらドラムを叩く演奏スタイルもあって首や頚椎を痛め、2009年7月に頸椎椎間孔狭窄症と診断され最初の手術である頸椎椎弓切除・頸椎椎間孔切除を行い、2017年には左手の感覚がなくなるまで頸椎椎間板ヘルニアが悪化し、ロサンゼルスの病院で頚椎人工椎間板置換の緊急手術を受けた。術後は満身創痍ながらも、同年7月にはX JAPANのツアー『X JAPAN WORLD TOUR 2017 WE ARE X Acoustic Special Miracle~奇跡の夜~6DAYS』をドラムを叩かず、アコースティック形式で行った。

 その後もリハビリを続け、2020年5月18日のブログでは「左手の感覚はまだない」としながらも、「それでもなんとか、ピアノが弾けて、ドラムが叩けるようになった」とリハビリが続く現状を報告している(※1)。ここ数年はコンサートに加え、事業や慈善活動にも精力的に取り組み、今年8月には『24時間テレビ』で演奏したほか、自身最多となる11日間20公演のディナーショー『EVENING/BREAKFAST with YOSHIKI 2022 in TOKYO』も開催。現在は9月19日に行われる予定の『YOSHIKIクラシカル with オーケストラ 2022 in JAPAN』に向けたリハもあり、忙しい毎日を送っていたようだ。

 最新のツイートでは「左手が痺れてる..明日から大学病院で首のMRI検査などがはじまる」と現状を報告。そして「今週からのConcertsはPiano演奏なので鎮静剤飲んで 強行突破で頑張る みんなも体には気をつけてね。」とライブにはそのまま挑む予定であることを伝えた。

 2017年に映画『WE ARE X』のクリスマス上映会で「昔は“破滅の美学”があったのですが、2回目の手術を経験したこともあるので“継続の美学”を大切にしたい」と語っていたYOSHIKI(※2)。続けていくためにも無理せず、大事に至らぬよう回復を願うばかりだ。

※1:https://ameblo.jp/yoshikiofficial/entry-12597960660.html
※2:https://natalie.mu/music/news/262746

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