櫻坂46 小林由依、“狂犬”と“子犬”の魅力的なギャップ 多彩な活動でグループを支える精神的支柱

 このようにパフォーマンスとバラエティの両面で活躍している小林は、とりわけ改名以降、グループの精神的支柱として全面的に信頼されている最重要メンバーと言えるだろう。その象徴とも言えるのが、2020年の新グループ名発表の際の告知ムービーである。小林はグループの再出発となるその重要な映像でナレーションを務めた。「新しい坂を駆け上がろう。私たちは、私たちらしく、自由に。」と語気を強めて高らかに宣言する彼女のその声は、自信に満ちあふれるものだった。改名で揺らぎそうになったグループを、小林の力強い言葉が導いたと言っても過言ではない。

 そんな小林も、昨年の約3カ月の活動休止期間を経た後は、ほどよく肩の力が抜けた感がある。現在はグループを背負い過ぎず、マイペースにやりたいことを見つけている印象だ(最近は『桃太郎電鉄』にはまってるらしい)。

 ステージに上がれば“狂犬”のごとく激しいダンスで観客を魅了し、普段は“子犬”のような姿を見せる。そんな彼女が写真集で見せる新しい一面に期待しよう。

関連記事