King & Prince、永瀬廉センター曲が示す5人のバランスの良さ 新たな表情見せる振り幅と安定感が武器に

 本映像は、「Naughty Girl」と同様に照明づかいが特徴的で、陰と陽、明暗を彷彿とさせ、物語に強いコントラストをつけている。強い光を浴びて舞うように踊るメンバーの白い衣装の揺れが美しく、浮遊感や軽やかさがあるのに力強い意思が滲む、躍動感溢れるダンス。草花や水の演出を大胆に取り入れ、楽曲の進行と共に映像がカラフルになっていく流れからも強い生命力を感じる。作品のテーマである「アンドロイドと人間」にふさわしく、無機質さと生命力の対比がユニークで、最後に彩り豊かな花が咲く様子はKing & Princeらしい世界観といえよう。

 また、永瀬をはじめとしたメンバー一人ひとりがしっかりとフォーカスされているほか、5人の息が合ったダンスパフォーマンスも見応えがある。誰がセンターになっても目を引く、バランスの取れた確かなパフォーマンスがKing & Princeの魅力であり、彼らの武器だと再認識させられた。フルサイズではさらにどんな展開が待っているのか、期待が高まる。

 
 
 
 
 
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