DEEP SQUADも認めた心悠、SNSで広がる美しい歌声と独特の歌詞センス その魅力を紐解く

 あいみょんはもちろんのこと、昨年の優里の大ブレイクなど、ギターを担いで歌うシンガーソングライターたちの台頭が後を絶たない。今年は「バニラ」がヒット中のきゃないを皮切りに、すでに多くのアーティストが登場し音楽シーンを盛り上げている。今後もこのシーンからいくつもの名曲が生まれることだろう。

 TikTokでもハッシュタグ「#弾き語り」は人気で、“未来のスター”たちが日夜オリジナルソングや名曲カバーなどを投稿している。そんななかで注目なのが、心悠(みゆ)だ。

 心悠は、愛知県在住、18歳のシンガーソングライター。コロナ禍に自己発信するためにギターを始め、2021年1月よりTikTokに弾き語り動画の投稿を開始。その投稿は『スッキリ』や『ズームイン!!サタデー』(共に日本テレビ系)に取り上げられるなど、すでに各所から注目が集まっている。

 心悠が投稿しているのは、スピッツ「チェリー」や斉藤和義「歌うたいのバラッド」といったJ-POPの名曲であったり、エド・シーラン「Bad Habits」、Maroon 5「Memories」などの洋楽のカバーまで幅広い。なかには井上陽水「少年時代」や大瀧詠一「君は天然色」といった彼女の世代ではない名曲などが含まれていることからも、ジャンルに縛られず多様な音楽に親しんでいるのがうかがえる。

@miyu_03.0830

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♬ オリジナル楽曲 - 心悠(みゆ) - 心悠(みゆ)

 また彼女は、同年4月にTikTokで開催された「#春の歌うま」チャレンジにおいて最優秀投稿にも選出されたことがあった。これがきっかけでアンバサダーを務めたDEEP SQUADとのコラボが実現している(1月22日リリース「2words(心悠ver.)」)。DEEP SQUADと言えば、LDHに所属するコーラスグループで、6人のメンバーが織りなす美しいハーモニーが魅力だ。いわば心悠は、そんな歌のプロ集団から認められた存在と言える。

DEEP SQUAD - 2words【弾き語り -MIYUSIC-】covered by 心悠

 今年はYouTube番組『ADEL33』キャスティング&主題歌を担当するなど、徐々に活動の幅を広げており、今後飛躍が期待されるアーティストとして注目されているのだ。

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