J-HOPEが先導するBTSの新章ーーソロ作で見せた表現力の幅広さと、再確認するメンバー愛
「BTSというグループ名は知られていても、1人ひとりがどんな人なのかまだ知られていない。僕たちは歌手だから、音楽やパフォーマンスで伝えたほうがインパクトがある」とは今後ソロ活動を充実させていくことを語り合った「防弾会食」でのRMの言葉。J-HOPEが見せてくれるビックリ箱は、彼というアーティストを改めて広く知らしめるものになる一方で、BTSチャプター2の幕開けにほかならない。
7月15日には『Jack In The Box』のリスニングパーティーが行なわれ、多くのアーティストやセレブたちのSNSを賑わせた。アップされた写真や動画からは、メンバーが駆けつけている様子も確認することができる。撮影現場に登場したり、パーティーを盛り上げたり、そっと見守ったり……メンバーによって応援の仕方は様々だが、そこにも個性が出て面白い。ソロとして活動するほどに、むしろグループの絆を強く感じられるというのも、BTSらしいところかもしれない。
7月31日には、米・シカゴのグラント・パークで開催される音楽フェスティバル『ロラパルーザ』の最終日に韓国人アーティスト史上初のヘッドライナーとして登場することになっているJ-HOPE。その晴れ舞台もメンバーはそれぞれの形で応援していくことだろう。J-HOPEというアーティストが世界に羽ばたいていくこと、そしてその背中を追うようにBTSのメンバーがまた新たな表現を見せてくれることが、ますます楽しみだ。