Aぇ! group 正門良規、京都を5日間で100キロ歩く旅は「意外と大丈夫」 新番組『てくてく絶景』で人見知りを克服
Aぇ! groupが舞台演出家&脚本家とコラボする番組『THE GREATEST SHOW-NEN』(ABCテレビ)で坂本龍馬を演じた正門は、歴史が好きだという。「もしかしたら数百年前の今日、この場所に龍馬がいたのかもしれないとロマンを感じました。京都の町には歴史的な逸話を持つ土地が多くある。5日で100キロも歩いたのに、まだまだ行きたい場所がある」と、旅の余韻を味わうように語った。
歩くことの魅力は「その土地の香りや空気感を、五感で深く感じられること」だという。ただ「今回はだいぶ長い距離でしたよね、はたして散歩と言っていいのか……」とはにかむ。そしてどんなときに散歩をするのか聞かれると、「割とインドアで」と明かしつつ、「家でギターを弾いたり映画を見たり。練習に行き詰まって外の空気を吸いたくなったらぶらっと散歩にいきます。リフレッシュとか、切り替えたいときですね」と話した。
正門の愛される人柄が伝わるエピソードをもうひとつ紹介したい。収録を終えた感想を聞かれると、「歩き切った達成感と、5日間一緒に歩いていたスタッフさんとお別れなんだという寂しさがありました。でも、また会えるような感覚もあって。明日もまたどこか歩くんやないの? と思うくらい」と話し、良い空気の中で旅番組作りが進んだ様子が見える。
今回の旅のコースを歩きたい人に向けては「歩きやすい靴が大事!」ときっぱり。「小学生の運動会と一緒です(笑)。僕も、衣装で使う運動靴を数日前から借りて慣らしてから歩きました。市街地から山まで幅広く歩いたので、歩きやすい靴がおすすめ」と、呼びかけた。
最後に「今までにない形の旅番組。個人としても旅番組としても新しいチャレンジがたくさん詰まっています。『行ったことあるけどこの景色気づかなかったな』『この景色いいな、行ってみようかな』と追体験できる番組です。歩いて行けるところばかりなので、実際に足を運んでもらえたら嬉しいですね」と思いを語った。
記者の質問一つひとつに、丁寧な言葉でゆっくりと答える姿から見えた真摯な人柄。それは旅の中で京都の人たちにも伝わったのではないだろうか。「人の変化によく気づくタイプ」だとメンバーの福本大晴が話していたように(※1)、細やかな観察力を持つ正門。5日間どんな旅をしたのか、正門の旅を追体験できるのが楽しみでならない。
※1:『らじらー!サタデー』6月18日放送(NHKラジオ第1)
■番組情報
てくてく絶景 『地元京都人が自慢する「絶景」巡り』
放送予定:BSプレミアム
7月25日(月)〜29日(金)朝 7:45〜8:00/夜7:00〜7:30
旅人:正門良規(Aぇ! group)