新しい地図と日本財団による基金「LOVE POCKET FUND」、コロナ禍における子どもと長期入院小児患者の支援を発表

 
 

 新しい地図と日本財団による基金「LOVE POCKET FUND」の第9弾支援先として、コロナ禍における子どもと長期入院をしている小児患者の支援が決定した。

 現在、新型コロナウイルス感染症は流行の中心が若年層にシフトし、長期化するコロナ禍により、不安感を抱える子どもたちが存在。小学4~6年生の10%、中学生の22%、高校生の23%に、それぞれ中等度以上の抑うつ症状を抱えているといった調査結果も出ている(※第7回「コロナ×こどもアンケート:調査期間:2021年12月8日~2021年12月31日)/国立成育医療センター調べ)。さらに、小児がんなどで長期入院、治療を受けている子どもたちは、従来でも感染症対策のため、保護者以外の面会が難しいことに加え、コロナ禍では保護者との面会さえも制限されるなど、心細い環境におかれている。

 「LOVE POCKET FUND」では未来を担う子どもたちの心と体を、コロナから守る支援として活用していく。

■支援詳細
支援先:国立研究開発法人 国立成育医療研究センター
※国立成育医療研究センターは、高度な技術を有する世界の小児病院30の一つに選ばれ、また小児がん拠点病院を牽引する「小児がん中央機関」として全国から小児患者が受診する病院
支援額:23,750,000円
<支援内容>
①オンライン面会システムの整備
(場所は離れていても同じ空間にいるようにコミュニケーションがとれる面会システム)
②感染症対応機器
(ポータブルX線撮影装置、全自動遺伝子解析装置、分娩監視装置など)
③専門家による子供の心のケアのためのメール相談対応

「LOVE POCKET FUND」公式サイト:https://love-pocket-fund.jp/index.html#youto

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