能條愛未、初の写真集『カーテンコール』インタビュー一部公開 乃木坂46にいた時の私~芝居好きの少女が舞台に立つまで
芝居好きの少女が舞台に立つまで
――幼少期に好きだったもの、記憶に残っていることはどのようなものでしょう?
やっぱり、お芝居が好きだったのかなと思いますね。小さい頃、デパートに母親と行くと、すぐいなくなっちゃって迷子のお知らせで呼び出されるような子だったんです。4歳くらいの頃かな。ある日、デパートの中でいなくなった私を母が探していたら、私はお洋服売り場でマネキン相手に話しかけていたらしいんです。少し記憶にもあるんですけど、自分の中ではお芝居のつもりでそれをやってるんです。女優さんの気分で演技をしている。そういうことをするのが、昔から好きだったんですね。ドラマや舞台を観ても、出演している女優さんの真似をよくしていました。――そんな中で、芸能の舞台に立ちたいという自覚はどのように芽生えたのでしょう?
『美少女戦士セーラームーン』のミュージカルを観に行って、私もちびうさをやりたいと思ったんです。で、「あっち(舞台)に立つにはどうしたらいいの?」って母親に聞いたら、「歌やダンス、お芝居とかの習いごとをして、あとは運とかもあるんだよ」みたいな話をされたのを覚えています。そこで私の意思が見えたので、母親がすぐにクラシックバレエや地元の演劇スクール、タップダンスなど、できる限りの習いごとをさせてくれて。1週間、毎日習いごとをさせてもらっていたので、本当に感謝しています。普通、子どもの時って学校が終わったら友達と遊びに行ったりしたいはずなのに、嫌だと思ったこともなく没頭していたので、やっぱり表現することが根っから好きだったのかなと思います。
――その環境にいると、何かのオーディションを受けるというのも、ごく自然なことだったのでしょうか?
そうですね。人生で初めて受けたのが、ミュージカル『アニー』のオーディションだったかな。
――その中でも2011年、乃木坂46の1期生オーディション合格は大きな転機だと思います。とはいえまだ、どういうグループになるのかもわからない時点での応募、どのような意識で受けたかは覚えていますか?
それが、大して何も考えずに受けに行っちゃったんです。ただ、「AKB48公式ライバル」を募集しますと書いてあったんですけど、中学3年生くらいの頃、AKB48さんが好きでかなり聴いてたんですね。中学時代、地元ではギャルやヤンキーっぽい感じが流行っていて、私もその影響で頑張って眉毛を薄くしたり髪を茶色くしたりしていたんです。でも、AKB48というグループを知って、ギャルっぽくしていなくても、黒髪ストレートで制服を着ているのが超可愛い! って、すごく衝撃を受けたのを覚えてて。
――ではまずAKB48という存在にふれて、影響を受けていたんですね。
そう、私もこうなりたい! って。そこから、ギャルっぽい方向じゃない可愛さを目指そうと思ったんです。だから、それまでアイドルをあまり見たことはなかったけれどAKB48さんは好きだったし、乃木坂46がどういうものかよくわからないけど、受けてみようかなくらいの気持ち。なので、絶対に入ってやるぞという強い思いがあるわけでもなく、オーディションに行った感じでした。
■書籍情報
『カーテンコール』
発売日:2022年6月30日(木)
価格:3300円(税込)
ISBN:978-4-909852-28-1
C0072
発売元:株式会社blueprint
blueprint book store:https://bit.ly/noujo-1st-blueprint
「カーテンコール」特設サイト
https://blueprint.co.jp/lp/noujo-ami-curtain-call/
■イベント情報
『能條愛未ファースト写真集『カーテンコール』発売記念お渡し会』
7月31日(日)15:00〜17:00 大阪 梅田 蔦屋書店 4thラウンジ
イベント詳細はこちら
https://store.tsite.jp/umeda/event/art/27405-1942290623.html
『能條愛未 ファースト写真集発売記念お渡し会』
7月3日(日)12:00 / 13:30 HMV&BOOKS SHIBUYA
当日券販売が決定
イベント詳細はこちら
https://www.hmv.co.jp/store/event/45489/
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