北野日奈子、守屋茜、渡邉美穂……坂道グループ卒業生、相次ぐ俳優業への挑戦

 日向坂46からは渡邉美穂が6月1日リリースの7枚目シングル『僕なんか』の活動をもってグループから卒業。6月28日には卒業セレモニーが開催される。日向坂46にとってのメンバー卒業は、2020年3月の井口眞緒以来となり、平手友梨奈や長濱ねるが在籍する現在の事務所「Seed & Flower合同会社」にそのまま残るのか、それとも新天地で新たに活動していくのかが注目される。渡邉は『DASADA』(日本テレビ系)や『あゆみ』といったグループドラマ/舞台のみにとどまらず、2021年1月放送の『星になりたかった君と』(日本テレビ系)では主演の眞栄田郷敦を相手にヒロインを演じ、同年6月の『女子グルメバーガー部2021夏SP』(テレビ東京)に出演するなど、ソロの役者としていち早く経験を積んでいるメンバー。今年4月より配信中の『グッドモーニング、眠れる獅子』(ひかりTV)では、女優志望の売れないアイドル・綿貫玲実を熱演している。インタビュー(※2)の中で、今後も女優業に挑戦していきたい旨を話していることからも、俳優業に邁進していくことだろう。

 もちろん卒業後の進路は俳優だけでなく、モデルやアナウンサーなど、多くのメンバーがそれぞれの道で自身の夢を追っている。共通して言えることは、北野が事務所発表の際にInstagramに綴っていた「乃木坂46の名に恥じぬよう精一杯走っていきます」(※3)が示すように、グループに在籍していた経歴はずっと消えないこと。アイドル出身にとってのある種のジレンマでもあるが、グループ/卒業後のメンバーの活躍が少なからず互いに作用し合っていることを忘れてはならない。

※1 https://www.instagram.com/p/Cc7KrQJPHvK/
※2 https://realsound.jp/movie/2022/05/post-1023650.html
※3 https://www.instagram.com/p/CdwsBKuPqmU/

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