BiSH、『みんなのうた』放送曲がチャート上位に グループの個性と誰もが共感できる歌詞の融合

参照:https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2022-05-02/

 5月2日付のオリコン週間シングルチャートによると、INIの『I』が581,016枚を売り上げて1位を記録。続いてKing & Princeの『Lovin’ you / 踊るように人生を。』が24,101枚で2位、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の『Colorful Dreams! Colorful Smiles!』が22,925枚で3位となり、INIが大きな差を付けてトップに立つ週となった。

 そんななか、BiSHの2022年12カ月連続リリース第4弾シングルとなる『ごめんね』が20,454枚で4位と健闘している。

 表題曲の「ごめんね」は、NHK『みんなのうた』の4月~5月の放送曲。BiSHは『みんなのうた』初登場である。それもあってか、BiSHならではのロックサウンドを貫きつつも幅広い世代に受け入れられるような楽曲に仕上がっており、それが今作のセールスに多少なりとも繋がったと考えられる。

 例えば、耳を突き刺すような激しいバンドサウンドや、感情を吐き出すような荒々しい叫びにも似たボーカルは、これぞBiSHと言うべき軸の部分。彼女たちが“楽器を持たないパンクバンド”と言われている理由であり、確固たる個性と言える部分だ。

 それに対して、歌詞のテーマ性が本曲の裾野を広げていると言えるだろう。この曲に綴られているのは、咄嗟に出た言葉で相手を傷つけてしまった主人公の後悔や反省の気持ち。それは世代問わず誰しもが、大なり小なり抱いたことのある感情のはずだ。

 サビを〈ごめんね〉とシンプルなフレーズで始めている点や、主人公の胸の痛みや緊張を〈チクチク〉〈ドキドキ〉といった分かりやすい言葉で表現しているのもポイント。BiSHの個性と誰もが共感できる歌詞が、違和感なく融合している。

BiSH / ごめんね [OFFiCiAL ViDEO]

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