指原莉乃プロデュース、第3のグループは≒JOY 初々しいメンバー12名をお披露目

 指原莉乃がプロデュースする「第3のグループお披露目会」が、3月29日に開かれた。

指原莉乃

 2017年結成の=LOVE、2019年誕生の≠MEに続く、第3のグループオーディションが2021年10月から2022年1月にかけて開催。指原と=LOVEから代表して登壇した佐々木舞香、大谷映美里、髙松瞳、齊藤なぎさ、山本杏奈に見守られる形で、オーディション最終通過メンバーがお披露目となった。

 メンバーは、逢田珠里依(あいだ じゅりい)、天野香乃愛(あまの このあ)、市原愛弓(いちはら あゆみ)、江角怜音(えすみ れのん)、大信田美月(おおしだ みつき)、大西葵(おおにし あおい)、髙橋舞(たかはし まい)、福山萌叶(ふくやま もえか)、藤沢莉子(ふじさわ りこ)、村山結香(むらやま ゆうか)、山田杏佳(やまだ ももか)、山野愛月(やまの ありす)の12名(50音順)。アイドルとしての夢、目標を語った初々しい自己紹介に、指原は「昔のイコラブ、ノイミーを思いだすような緊張感でいいですね」とコメントする。

 グループ名は「≒JOY(ニアリーイコールジョイ)」に決定。「メンバーがこれから応援してくださるみなさんと出会った時に、喜びだったり幸せな気持ちになってもらいたいと思って」とグループ名に込めた思いを語る指原は、「ファンのみなさんに喜びを与えながら、自分も成長していって優しくて、強い最強の女性になれるように、イコラブ、ノイミーメンバーと一緒に頑張っていきましょう」とエールを送った。

 囲み取材では、デビュー時期、ステージデビューについて指原が未定と明かし、「これからメンバーみんなで努力をして、レッスン、リハーサル、いろんなことを乗り越えて、そこから見えてきたらと思っている」と明言。=LOVEでは山本杏奈、≠MEでは蟹沢萌子がそれぞれリーダーを務めているが、≒JOYにおいてはまだ指原の中でリーダー候補はおらず、「これからメンバーを見て決めていきたいなという感じです」と考えを述べた。グループの略称については、「ニアジョイ……が相場ですかね。一番言いやすいかな」とコメント。=LOVE、≠MEとの棲み分けに質問が飛ぶと「グループが始まったばかりの時は考えていなくって。イコラブは女性っぽい感情の曲が多くって、ノイミーは男性目線の曲が多いので、それは私がこれって思って決めているわけではなく、こういうグループにはこういう曲だなと書いていたら自然とそういう流れになったので。みんなのレッスンだったり、直接お話した感じでこれから決めていきたいと思っています」とプランを話した。

 理想のグループ像を聞かれ、最初に手を挙げたのは天野。「些細なことにも常に感謝を忘れず、どんなことも全力で、一致団結して取り組めるグループがいいなと思っています」とまっすぐな考えを述べた天野に、指原は「自分もそうなりたいなと気付かされました」と感銘。さらに、オーディションを受けようと思った理由を話している最中には、緊張のあまり感極まった福山が涙を流す場面もあった。特技披露では唯一挙手をした村山がステージ前に出て笑顔でタップダンスを踊る。指原は「すごーい! これからウエンツ(瑛士)さんのライバルとしてタップダンスで戦わせたいと思います!」と意気込んだ。

 =LOVEには関西圏メンバーはいなかったが、≒JOYには大阪出身の江角、大信田、山野、兵庫出身の髙橋と4名の関西圏メンバーが所属している。=LOVEの大谷がバラエティ力に期待していたこともあり、メンバーが指原のバラエティ力を賞賛する流れとなったが、「バラエティ力は一切必要ありませんので、歌とダンスを魅力にしてください(笑)」と指原はメンバーにアドバイスを送っていた。

 4月末より、dTVとYouTubeで≒JOYのオーディションに密着したドキュメンタリー映像が公開されることも発表されている。

関連記事