家入レオ、貫禄の歌声で分かち合った再会の喜び ありのまま音楽と向き合ってきた10周年の集大成
オーディエンスの盛り上がりも最高潮のなか、続く本編ラストの「Hello To The World」では清々しい光に包まれたステージで、これからの自分を迎えに行くように熱唱する彼女と、飛んだり、腕を振り上げたり、思い切り動いて音楽を楽しむ観客たちの姿が目に焼きついた。
アンコールでは「みんな、パワーがすごい。ステージにガンガン届いてました!」と嬉しそうに話していた家入。その後、「すぐ側で歌っているみたいに距離感ゼロで歌います」と言って披露したのは「ずっと、ふたりで」。目を閉じると、心に寄り添うような優しい歌で、まるで魔法のようだった。最後の最後までプロフェッショナルなパフォーマンスで魅了し続け、オーディエンスと幸せを分かち合うような、特別なライブになった。
そして「お知らせがあります」と、秋から始まる全国ツアーを発表。「これからも自分らしく音楽を続けていきます!」と、10周年の大事な節目のステージを、大きな拍手に包まれながら晴れやかな表情で締めくくった。