JO1 金城碧海、グループの飛躍に欠かせない真摯さと歌声 “スパイス”にとどまらない輝き

 その真摯な性格はグループがさらに飛躍していくためには欠かせないものである。また、なんといっても金城の歌声もJO1にとっては必要不可欠なものだ。未経験から『PRODUCE 101 JAPAN』に参加したが、ボーカルポジションで着実に成果を出してきた。その成長っぷりはJO1に入って以降もとどまるところをしらず、今やメインボーカルの河野純喜、與那城奨とともに“ボーカルライン”として存在感を示している。2021年3月にアップされた「ATELIER」シリーズでも、JO1の楽曲「GO」(Korean Ver.)をソロで披露。優しく柔和な歌い方の中にも、どことなく色気がある低音が響いており、河野とも與那城とも違う良さが感じられる。以前インタビューで自身の役割を「ブラックペッパーのようなスパイス」と称していたが、“スパイス”にとどまらない輝きがあるように感じてならない。

JO1|ATELIER : 'GO' (Korean Ver.) - (SUKAI)

 金城はまだ21歳。未来は無限に広がっており、持ち前の努力家な部分によってさらに成長していくだろう。自分のペースを大切にしつつ、息の長いアーティストとして活躍してくれることを祈りたい。

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