また、VTRでスタジオの笑いを誘ったのはMIIHIだ。取材映像では、なぜか欲しいものがネットで売り切れになることや、最近では梨の美味しさに目覚めたことなどを明かしながら、「スマイルメーカー」というキャッチコピーのごとくスタッフの心を笑顔で射止めるMIIHI。スタッフも取材内容はそっちのけで、MIIHIの天性のアイドルぶりに魅せられ「かわいい～」を連発していた。MIIHIと同じように、その場にいるだけで空気を和らげるもう一人の癒し系キャラがAYAKA。自信満々に「グループ1冷静」と語った時点で、ファンの頭にははてなマークが浮かんだのではないだろうか。確かに意外にも肝が座っているAYAKAだが、それはマイペースでのんびり屋だからこそ。番組でもプチドッキリをかけられたが、静かにニコニコするか、そもそもドッキリだと気づいていないパターンも。一瞬たりとも目が離せない天然ぶりがお茶の間にも伝わったはずだ。

　さらに、しっかりとした食レポで多彩な表現力を見せたNINA、またVTRを通して、キュートな見た目とギャップのある鋭いツッコミと空手で培った精神力を感じさせたRIKU、料理が得意で母性本能に溢れたMAYA、天性のラップスターで一見クールだが実は陽気なRIMAのキャラクターも、わかりやすく視聴者に届けられた。先日ピアノ曲をヒップホップサウンドにアレンジした新曲「Chopstick」が発表され、また新たな魅力が発掘されたNiziU。まもなくデビュー1年というタイミングでのバラエティ出演は、改めてグループ名のように七色に輝く9人の個性をおさらいできる貴重な機会となった。