なにわ男子、SixTONESやSnow Manのデビューに続く成功例になるか? コロナ禍でのポイント、今後に期待したいJr.も予想

 11月12日リリースの1stシングル『初心LOVE(うぶらぶ)』で念願のCDデビューを果たす、なにわ男子。ドラマや映画、バラエティ、CMとデビュー前からすでに多くの場で活躍を見せている。現在もデジタル体験型の展示とショッピングが楽しめる期間限定のポップアップショップ「なにわのにわ」が渋谷にオープンされており、連日大盛況。初の冠レギュラーラジオ番組『なにわ男子のオールナイトニッポンPremium』(文化放送)が10月2日からスタートすることも発表され、ますます勢いを見せている。

 そんななにわ男子がデビューするにあたり、2020年1月に2組同時デビューをしたSixTONESとSnow Manの成功例が話題に挙がることが少なくない。もちろん、SixTONES、Snow Man、なにわ男子はそれぞれの魅力を持っているので安易に比較できないが、先輩グループになにわ男子が続けるかは気になるところだ。新型コロナウイルスの影響でライブに制限が設けられている今だからこその、成功のポイントとはどこにあるのだろうか。

 まずは「デビュー時のインパクト」だ。公式HPによれば、デビューシングル曲「初心LOVE」は「グループ伝家の宝刀とも言える“アオハル感”全開で幕を開けるラブソング」とのことで、「キラキラとダイヤモンド級の輝きを放つサウンドに乗せて歌われるのは、心躍る恋愛感情や、すれ違いのやきもきに、ふとした瞬間のドキっと感、恋愛感情が織りなすジェットコースターのような一喜一憂…それでも加速する真っ直ぐな恋心」と、かなりの胸キュンソングのようだ(※1)。表題曲はメンバーの道枝駿佑がSnow Man・目黒蓮とW主演を務めるドラマ『消えた初恋』(テレビ朝日系)の主題歌にもなっており、その他にもまだ未発表のタイアップが3つある様子。幅広い層が彼らの楽曲を耳にする機会は多そうだ。さらに2021年12月25日のクリスマスには生配信イベントも開催されるとあり、順調なスタートダッシュが切れると考えられる。

 さらに、「テレビ番組での爪痕」もポイントになりそうだ。なにわ男子は10月6日放送の『2021FNS歌謡祭 秋~もう一度観たい名曲・名演~』(フジテレビ系)で少年隊の名曲「仮面舞踏会」をパフォーマンスすることが発表された。デビュー日が近づくにつれて、こうした番組出演の機会も増えていくはずだ。そこでしっかりと爪痕を残し、ファンだけでなくお茶の間にアプローチできるかも重要だろう。その点、なにわ男子なら安心と言える。トークのポテンシャルがもともと高い上にクイズ番組、情報番組、バラエティ番組とそれぞれがレギュラーを持ってスキルを磨いてきているためだ。ジャニーズJr.チャンネルの動画を見ても7人の息はピッタリで安定感があるうえに、「【もう1つの甲子園】7人連続で豪速球をバットに当てろ!」のようなスポーツ企画もしっかり面白い。どんなジャンルの企画にも対応できるのではないだろうか。さらにパフォーマンスをすると王道のアイドルらしくキラキラしているというギャップも、爪痕に繋がりそうだ。

なにわ男子 【もう1つの甲子園】7人連続で豪速球をバットに当てろ!

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