山下智久の揺るぎない存在感 「Beautiful World」が飾ったアーティスト活動本格化の幕開け

音楽、芝居、いずれにも捉われず表現を続ける山下智久

 アーティスト(表現者)として幅広く活動を続け、求められる存在でもある山下。現在は海外ドラマ初主演となる『Drop of God/神の雫』(Hulu)の撮影のため渡仏中だ。9月16日には、WOWOW初のハリウッド共同制作作品『TOKYO VICE』への出演も発表された。いずれも2022年放送・配信予定だという。

 歌手、俳優として活動する一方、山下は「Good Morning September」プロジェクトにも参画。台湾のアーティストShiho Soと共同デザインした商品は、9月7日より特設ECサイトにて販売され、その収益は「こども食堂」の運営募金に充てられる。

 さらに11月25日には、自身初となる写真集『Circle』を発売する。豪華限定版には予約が殺到し、生産ラインがパンク状態に。その根強い人気を証明した。

 今年5月、表紙を飾ったファッション誌『ELLE Japon(エル・ジャポン)』のインタビューにおいて山下が語った「モットーはめちゃくちゃシンプルに、“諦めない”」との言葉が印象的だった。「未来の自分は現在の延長線上にしか存在しないので、これからも自由に挑戦し続けていきたい」と。

 音楽、芝居、いずれにも捉われず表現を続ける山下は、静かだけれど貪欲だ。「山下智久が帰ってきた」ことを感じる日々のなか、彼自身は今この瞬間も未来に向かっているのだと思うと、ワクワクが止まらない。

(※1)https://realsound.jp/2021/09/post-859330.html

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