日向坂46 齊藤京子&佐々木久美のトーク力に注目 『キョコロヒー』と『みえる』で輝く2人のバラエティセンス

 そしてもう一人番組MCとして確かな実績を残しているのが、『みえる』のMCに抜擢された日向坂46のキャプテン・佐々木久美。司会の東野幸治とともに番組進行を担当している。

 佐々木がいなければ今の日向坂46は存続していないと断言できるほど、彼女のキャプテンとしての求心力はファンなら誰もが知るところ。けやき坂46時代から、統率力だけでなく、プレイヤーとしても逸材。番組で真っ先に手を挙げ企画のお見本を見せる、面白いネタを持っているメンバーにさり気なくパスを回すといったキャプテンとしての威厳がありながら、“おばさんキャラ”などでいじられ役も担うなど、メンバーやスタッフからの信頼が厚い。

 そうしたバラエティ力が買われ、クイズ番組や特番などに呼ばれることが多く、日向坂46の中でもソロでの稼働率が高い。そして昨年10月に『みえる』の司会に抜擢される。

 『みえる』は、番組から出題される、スポーツ、芸能、時事などのお題に対し、占い師や統計学者、そしお笑い芸人たちが予想するというクイズ形式の番組。生放送での進行だけでなく、過去にはチャレンジコーナーがあったりと、佐々木にとって仕事の多い番組だ。

 周りに気配りができる人であり、またガチのお笑いマニアであることから、毎回芸人に上手く対応し、お題に対しての答えを聞かれた際には、ゲストたちが「そうきたか!」と唸るほどの絶妙な解答が多いなど、佐々木の特性が活かされた同番組。グループの冠番組以外で番組回しを任されるのは坂道メンバーの中でも珍しく、今やいちタレントして確かな信頼を得ているように感じる。東野は自身のYouTubeチャンネルで佐々木を「できる子です。面白いですよ」と開始当初から絶賛している。

 日向坂46の支柱といえる1期生の2人が、バラエティスキルの高さを活かし活躍している姿は実に頼もしい。

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