JO1、芸人からも可愛がられるグループへ はんにゃ 金田、ゆりやん、千鳥……バラエティ進出で深まる交流
JO1は『ネプリーグ』にすでに3回も出演。ネプチューンとの共演もすっかり慣れた様子だ。とくに堀内健は“JAMおじさん”を自称しており、JO1がどんな珍回答を連発してもいつも優しく受け止めている。『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジテレビ系)では、とろサーモンの久保田かずのぶと「無限大(INFINITY)」でコラボ。JO1のパフォーマンスに合わせて久保田がキレッキレの爆笑ラップを披露し、千鳥のノブも「よう作ったな!」と感心していた。
また、佐藤景瑚と豆原一成は、それぞれ『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演。佐藤は明石家さんまの質問が聞き取れず「え? なんですか?」と聞き返すと、「(JO1のJは)ジジイのJか!?」と突っ込まれていた。その後、豆原が出演した際に佐藤の名前を出すと「あの高いTシャツ買う子」と、さんまは佐藤をしっかり覚えてくれていた。一方、豆原はさんまからボケるチャンスを与えられるが普通にコメントしてしまう。可愛くうなだれる豆原を、次長課長とかまいたちが「いいんだよ」と優しくフォローしていた。
このようにJO1はデビュー後、数多くのバラエティ番組に出演し、芸人と共演している。アーティストとして音楽番組に出演することはもちろん大事だし、優先事項だと思う。しかし日本はどちらかと言うと、音楽番組だけでなくバラエティ番組でも活躍できるアーティストがお茶の間の心を掴んでいるように思う。そのため、芸人とたくさん共演し可愛がられているJO1は、世間に知ってもらえるチャンスがそれだけ多いのではないだろうか。今後もたくさんの番組に出演し、爪痕を残していってほしい。そしてこれからも、11人の魅力がもっと世間に広まることを願っている。
■紺野真利子
エンタメ系ライター。JO1やジャニーズグループのインタビュー記事を中心に、雑誌『CHEER』『週刊TVガイド』などで執筆。
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