菅田将暉とセカオワFukase、『ボクらの時代』出演 それぞれの視点から語られた音楽観

『キャラクター オフィシャルガイドブック』

 映画『キャラクター』が6月11日に公開となる。6月6日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)では映画で共演する菅田将暉、Fukase(SEKAI NO OWARI)、中村獅童の鼎談が実現。Fukaseが菅田のライブに、菅田がSEKAI NO OWARIのライブを観に行った話からは、それぞれの音楽観が見えてきた。

 Fukaseは菅田のライブに足を運んだ際、あまりのかっこよさに途中から薄めで見ようかなと思ったほどだったという。それは「誰かのライブに行くのが怖い」「かっこいいって思っちゃってショックを受けちゃう可能性だってあるし、マネしたいって思っちゃったらそこから抜け出せない気がして」というアーティスト特有の視点によるものだった。

 高校生の時に初めて買ったCDがSEKAI NO OWARIのデビューアルバム『EARTH』だった菅田。ライブを観に行くとそこにいたのはSEKAI NO OWARIのFukaseだったが、裏ではステージ上とは違った暗いFukaseがいた。その理由は後にFukaseが語る「みんなが楽しんでくれた一番最後に自分が楽しめばいいんじゃないかなと思う」ということからだった。相手が楽しんでくれていない状態がすごく不愉快に、気持ちが悪くなってしまうタイプのFukaseは、ライブが終わった後に楽しかった、充実した、気持ちよかったと思ったことは一回もなく、ライブ中も楽しいと思ったことがないという。

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