『プデュ2』白熱のポジションバトル 阪本航紀、中野海帆、小池俊司……成長遂げるメンバーたち
40人の練習生たちがしのぎを削っている『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』(GYAO!)。#6、#7に渡り、白熱のポジションバトルの様子が配信された。
ポジションバトルではチーム内1位の練習生には1万票、各ポジションで1位の練習生には10万票のベネフィットが加算されることになる。ボーカル部門は「花束のかわりにメロディーを」(清水翔太)、「Pretender」(Official髭男dism)、「さよなら青春」(いきものがかり)、ラップ部門は「Nobody Else」(KEN THE 390)、「Overall」(KEN THE 390)、ダンス部門は「OH-EH-OH」(JO1)、「NA」(Nissy/西島隆弘)、「舞い落ちる花びら」(SEVENTEEN)のどれにチャレンジするか、#5で発表された第1回順位発表式の順位順にチョイス。さらに、SEASON1にはなかった「HIDDEN」というカードもあり、選択時にどんなポジションなのか、何の曲なのかも公開されない代わりに1位になった場合通常の2倍のベネフィットが加算されることになる。
それぞれ悩みに悩んでチョイスした結果、「花束のかわりにメロディーを」は藤牧京介、太田駿静、飯沼アントニー、仲村冬馬、「Pretender」は髙塚大夢、松本旭平、篠原瑞希、福田歩汰、「さよなら青春」は阪本航紀、笹岡秀旭、四谷真佑、上田将人、小堀柊、「Nobody Else」は田島将吾、西洸人、池﨑理人、「Overall」は中野海帆、村松健太、井筒裕太、大和田歩夢、「OH-EH-OH」は後藤威尊、ヴァサイェガ光、大久保波留、佐野雄大、松田迅、栗田航兵、「NA」は髙橋航大、内田正紀、平本健、飯吉流生、「舞い落ちる花びら」は小池俊司、木村柾哉、西島蓮汰、テコエ勇聖、許豊凡、そしてダンスポジションでのパフォーマンスとなったHIDDEN「Dynamite」は尾崎匠海、森井洸陽、福田翔也、寺尾香信、小林大悟という顔ぶれに決定した。
国民プロデューサーの前でのパフォーマンスのトップバッターは、「OH-EH-OH」チームだ。リーダーのヴァサイェガが振付も考えたり、練習を引っ張っていったりしていたが、自信を持てないようだった。だがトレーナーのKENZOからアドバイスを受けて、吹っ切れた様子を見せる。一方佐野は練習に食らいついていこうと、自主練習を重ねる。結果、他チームや仲宗根梨乃トレーナーからも称賛されるまでに成長を見せた。本番では全力のパフォーマンスを披露できていた。
2番手は「花束のかわりにメロディーを」チーム。実力も人気もあるメンバーが揃っているからこそ、トレーナー陣からは歌の解釈やどう歌いたいかなど、細かな部分にも厳しい指導が入る。そんな中、脱落することに恐怖心を抱いていた太田が心の内を吐露するが、仲村を中心に支え合うことで絆を深めていた。本番では4人それぞれの個性を発揮し、圧巻のパフォーマンスを披露。「全員一位」というワードがTwitterのトレンド入りを果たしたり、YouTubeにアップされたパフォーマンス動画が急上昇ランク1位になるなど、大注目を集めていた。
続いては、ダンス部門の「NA」チーム。比較的順位が低めの練習生が集まっている同チームはベネフィットを獲得しようと必死で、熱いセンター争いが繰り広げられた。センターの座を射止めたのは髙橋。初となる振りづくりにもチャレンジするが、思うように進まず苦悩する。しかしKENZOからの指摘をきっかけにメンバーに気持ちを伝えたことで、全員が積極的に練習に向き合うように。さらに仲宗根トレーナーからも激励をもらい、本番は気合の入ったパフォーマンスをみせた。そしてセンターを務めた髙橋が1位を獲得する結果となった。
「Nobody Else」チームは「国民プロデューサーに伝えたいこと」をテーマにリリックを作っていく。もともとラップに慣れ親しんでいた田島と池﨑は1日でリリックを書き上げたが、「ダンス以外の実力をつけたい」というチャレンジ精神でラップポジションを選んだ西はなかなか筆が進まない。そんな西を田島が息抜きに誘ったり、メンバー同士で協力をしたりしつつ、まとまりを見せていく。さらに、田島は「TVショーとして面白いものを作りたい」と振りをつけるという意識の高さも見せる。別途ダンストレーナーのKENZOにアドバイスを求めるなど、パフォーマンスレベルの底上げをして本番に挑んでいた。
続いては松本がリーダー、センターを髙塚が務める「Pretender」チーム。難易度の高い楽曲な上に、ハモリパートも自作するなど苦戦している様子が印象的だ。そんな中、大人しい性格の福田にトレーナーの青山テルマが的確にアドバイス。福田が持つ表現力を引き出したことをきっかけに、チームのまとまりが出てくる。本番では美しいハーモニーも含めて渾身のパフォーマンスを披露。センターの髙塚が見事1位を獲得する結果となった。
ラップポジションの「Overall」は「這い上がる」をテーマに、それぞれがリリックを作成。順調に練習を進めていたが、リーダー兼センターの中野が気負いすぎてしまったのか、周りの声が聞こえていない状態に。そんな中、井筒は「グループとして成長が見えていない」と正直に気持ちを伝える。これを機にメンバーたちの積極性が上がり、トレーナーのKEN THE 390にフリースタイルバトルを挑むという場面もあった。本番のパフォーマンスではトレーナー陣も大盛りあがりで、「奇跡だね」というコメントも飛び出していた。