Snow Man ラウール、自分の言葉で誠実に向き合う姿勢 『滝沢歌舞伎』中止に悲しむファンへ見せた対応

Snow Man

 4月23日に発令された緊急事態宣言の発令を受けSnow Manが座長を務める舞台『滝沢歌舞伎ZERO 2021』(東京・新橋演舞場、4月8日~5月16日)の一部上演中止が決定した。上演中止の決定後、メンバーのラウールが公式サイトでファンに向けコメントを発表。その内容がファンの気持ちに寄り添っていると大きな反響を呼んでいる。今回は破竹の勢いで躍進を続けるSnow Manの最年少センターであるラウールに焦点を当て、その魅力を考察したい。

自分の言葉でファンに寄り添う姿勢

 公演中止の発表を受けSNSはファンの悲しみのコメントが溢れた。人気公演のプラチナチケットを手にして会場に足を運ぶ日を心待ちにしていただけにショックは大きい。ライブとは違い『滝沢歌舞伎』の聖地である新橋演舞場でSnow Manに会えるチャンスを失ったのは筆舌尽くしがたい思いである。

 そんなファンに向けジャニーズ事務所公式Webサイト『Johnny’s web』にSnow Manの9人が動画を公開。衣装を着た9人がコメントした後、桜吹雪を降らせ滝沢歌舞伎の開演のセリフ「春の踊りはよーいやさぁ~」と笑顔で締めくくった。SNSには喜びのコメントと共に9人が笑顔であったことに対し、一部で疑問を投げかける意見も散見された。

 そうした状況を知ってか、ラウールは4月27日に『Johnny’s web』内の「すの日常」にブログをアップ。公演中止の決定ショックを受けているファンに向け「迷ったけれど」と前置きしたうえで「僕の伝えるメッセージで何かが変わるかも」と自身の気持ちを真っすぐに綴った。有料サイトのため詳細は控えるが、困難があっても今まではファンとの関係性が深まっていたが今回は違っていることを憂い、悲しさと悔しさを感じたと伝えた。また今は自分たちの気持ちが伝わっていないとしたうえで、医療従事者の負担が少しでも減ることが第一であること、笑顔の動画についても悲しむ時間よりポジティブに笑顔を大切にしたいと思ったと動画に込めた9人の気持ちを説明した。さらに自身も自分の辛い時期に周囲に冷たい態度を取ったことがあるとし、メンバーに助けられたことも明かしている。

 筆者は率直にアイドルとして仕事をしているとはいえ、まだ17歳のラウールが、何度も書き直したと明かしながら懸命に気持ちを綴った文章を目にし、心を打たれた。沈黙を通すこともできたはずだが、あえて自身の言葉で誤解を解こうとした姿にも誠実にファンに向き合おうという気持ちが伝わったように思う。時として自分の正直な気持ちを伝えるには勇気が必要である。しかしわずか17歳のラウールは前者を選ぶことでファンの気持ちに寄り添い、辛い時にも笑顔でいようと伝えたのだ。SNSには「17歳とは思えないしっかりした言葉」「気持ちを伝えてくれて嬉しい」などコメントも多く寄せられていた。