荻原梓のチャート一刀両断!

SEVENTEEN、1年ぶりシングルが堂々のチャート首位 三者三様の楽曲を歌い切る“ハイレベルな表現力”

参照:https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2021-05-03/

SEVENTEEN『ひとりじゃない』

 最新のオリコンチャートによれば、SEVENTEENの『ひとりじゃない』が314,765枚を売り上げ1位に輝いた。続いて櫻坂46の『BAN』が19,407枚で2位、SKE48の『恋落ちフラグ』が17,946枚で3位を記録。トップ3で唯一当週リリースのSEVENTEENが他に大差を付けて首位に立つ週となった。

 『ひとりじゃない』はSEVENTEENの日本における3枚目のシングル。前シングル『舞い落ちる花びら (Fallin’ Flower)』以来約1年ぶりのリリースである。前作では花びらをモチーフに儚さや切なさを歌う日本的な情緒を感じる一作であったが、今作ではピアノのサウンドが印象的な爽やかなEDMで、〈“ひとりじゃない”/胸の中 ぬくもりで残ってるよ〉とリスナーの孤独に寄り添う一曲になっている。どこか喪失感や寂寥感のある透き通るエレクトロサウンドに対して、優しく語りかけるようなボーカルが温かい。

[MV]SEVENTEEN – ひとりじゃない

 グループのYouTube公式チャンネルが公開しているパフォーマンスを見ると、2人が座りながらもたれかかった冒頭から、徐々にメンバーたちが合流し、左右だけでなく奥行きも使った現代特有のダイナミックなグループダンスが展開されている。全体を通してメンバーたちが入れ替わり立ち替わりステージを作り上げていて、大所帯ならではの複雑な振り付けが施されていると感じる。ポジションチェンジが多く、非常に高度だ。

[Choreography Video]SEVENTEEN – ひとりじゃない