乃木坂46の革命児・松村沙友理、天真爛漫&好奇心旺盛キャラがグループに残した功績
松村は卒業発表と一緒に、さゆりんご軍団で6月頃に単独ライブを開催することもアナウンスしている。この単独公演は、2019年8月より「#さゆりんご計画中」として日本武道館を夢の舞台に動き出していたプロジェクト(参考:乃木坂46 松村沙友理率いる“さゆりんご軍団”が新プロジェクト本格始動?)。軍団員の相次ぐ卒業とコロナ禍によって、いつの間にか計画はフェードアウトしていたが、軍団長の卒業を機に再びプロジェクトが動き出した形だ。現メンバーの寺田蘭世に加え、卒業生の伊藤かりん、中田花奈、別の事務所に移籍した佐々木琴子もライブ参加を快諾。さゆりんご軍団親衛隊こと、ファン参加型のアイデア出しも再度活発化していきそうだ。先日開催された『9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~1期生ライブ~』で、「ガールズルール」をインド風アレンジにスクラップアンドビルドして見せた、プロデューサー松村の奇才にも大いに期待したいところである。
松村はグループ卒業後も芸能活動を継続。4月29日に公開となる『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』での女優としての姿はもちろん、特番で『シン・エヴァンゲリオン劇場版』について熱弁していたような一面をこれからも見せてほしい。先述したようにマルチに活躍してきた松村は、その好奇心でより自由な活動を展開して、我々を驚かせてくれそうな気がする。「えへへ」と変わらない笑みを浮かべながら。
■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter(https://twitter.com/AKI_W_)