『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』は高校生組に期待大? 伸びしろ感じるチーム DK WEST

 そして現在20位の平本健。あどけなさが残るが、アンニュイな雰囲気もあり、こちらも未知の可能性を感じる。オンタクト評価の際に公開された10問10答ではキャッチフレーズを「踊れる猿」と真顔で答えており、キャラも気になる存在だ。そんな彼は2004年12月18日生まれの16歳。60人の中では最年少で、韓国語で「末っ子」という意味を表す「マンネ」と呼ばれている。すでにファンダムの名称も非公式ながら決定しており、その名は宣材写真でモップを持っていたことからなんと「掃除当番」。そのネーミングだけで加入したくなってしまう。

[平本 健(Hiramoto Ken)]Let Me Fly ~その未来へ~ 推しカメラ

 16歳という年齢から「これからどんどんかっこよくなりそう」「メイク映え間違いなし!」と垢抜けを期待する声も多い。「プリンシパルの君へ」は明るい曲だったが、ダークな曲やセクシーな曲を披露する機会があれば表情含めまた大きくイメージが変わりそうだ。また、今回チームDK WESTでのパフォーマンスはBクラスを獲得。どこをとっても伸び代しかないマンネの成長を見守り続けたい。

 最後は現在13位の大久保波留。この13位という順位は高校生組の中だと飯沼アントニーに次ぐ2番手である。国プが彼の沼に引き摺り込まれたきっかけは「えくぼは僕の恋のスタートボタン!みんなも押してみない?」という一言だろう。これにはトレーナー・仲宗根梨乃も「押したーい!!!!」と絶叫。国プのみならずトレーナーも虜にする末恐ろしい16歳だ。DK WESTのパフォーマンス直前には「笑顔になってもらえるパフォーマンスをしたい」と話していたが、「プリンシパルの君へ」の歌い出しで練習生もトレーナーも国プも全員が笑顔になったこと間違いないだろう。

PRODUCE 101 JAPAN SEASON2 【大久保 波留(Okubo Nalu)】オンタクト能力評価 「1分PR」

 そして、彼は自己プロデュース能力が非常に高い。先のキャッチフレーズはもちろんだが、1話で着用していたオーバーオールも非常に似合っており、彼の魅力が存分に伝わるベストな服装だった。また、名前を使ったあいうえお作文では「なる(波留)がみんなの1picにー??なるなる〜!」と書いており、こちらもキャッチーで1位になるための波留という名前なのではないかと思わせるほど。“pick”を“pic”と間違えていることすら愛おしく思える。さらに、TikTokでの愛嬌動画では博多弁を披露。自分の武器を存分に活かした自己プロデュース能力で今後も国プを波留ワールドへ引き込み続けるだろう。

 初回配信日の8日からは国民投票も開始。自分が気になる11人に投票しようか、スキルが高かったあの子に投票しようか、今投票出来る11枠に頭を悩ませている人も多いに違いない。筆者はこのオーディション番組の最大の魅力は練習生の成長だと思っている。若さを武器に想像も出来ないような成長を遂げるであろうチームDK WESTの4人に期待したいと思う。

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