『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』は高校生組に期待大? 伸びしろ感じるチーム DK WEST

 4月8日にGYAO!でのレギュラー配信が開始されたサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』。101人の練習生の中からオンタクト評価で絞られた60人の順位が初公開され、レベル分け評価が行われた。この中からデビュー出来るのはたった11人。SEASON1でJO1が誕生したこの番組が今度はどんなボーイズグループを輩出するだろうか。

[#1ハイライト​]チーム DK WESTのレベル分けテストの評価は?
「Let Me Fly〜その未来へ〜」

 現在デビュー圏内11人の平均年齢は20.45歳。SEASON1でデビューしたJO1も高校生メンバーは豆原一成だけだったため、若い層にも期待がかかる。そこで注目したいのが、チームDK WESTだ。メンバーは17歳の井筒裕太、寺尾香信、16歳の大久保波留、平本健の4人。全員西日本出身の高校生である。初回放送で彼らが登場すると「かわいい」という声が飛び交い、ジャニーズWESTの「プリンシパルの君へ」を披露するとトレーナー陣も「可能性を感じる」「人に元気を与えたりとか夢とか希望を与えてくれるようなハッピーな感じがあった」と大絶賛されていた。今回はそんな4人を深堀していきたい。

 最初に48位の寺尾を紹介したい。彼の実家はなんとお寺。実際に初回配信ではお経をあげる寺尾の様子が放送された。そんな彼は当初、住職になって欲しいと家族から期待されていたが、今までにないくらい食い下がり、説得したそう。彼自身「本当にこの一回きりしかないくらいに思っているので、デビューして笑顔で帰らないと納得できない」と語っており、並々ならぬ熱い思いが垣間見える。

 彼の真っ直ぐさは礼儀からも伝わってくる。放送翌日に公式YouTubeチャンネルにて未公開シーンとして練習生が初めて順位を伝えられる動画がアップされた。悔しがったり、喜んだりと様々なリアクションの練習生がいたが、寺尾はまず笑顔で「国民プロデューサーの皆さんありがとうございます!」とお礼を言っていた。もしかしたら望んでいた順位ではなかったかもしれない。しかし、真っ先に感謝を伝えるあたりに投票した国民プロデューサー(以下、国プ)が応援し続けようと誰よりも思える練習生ではないだろうか。

[寺尾 香信(Terao Koshin)]Let Me Fly ~その未来へ~ 推しカメラ

 そして、パフォーマンスではキラキラな笑顔、ウインクの連発にやられる。未経験とは思えないキレキレのダンスに加え、男子高校生の真っ直ぐな笑顔から青春を感じられ、JO1の豆原一成を思い起こさせると評されている。テーマ曲「Let Me Fly~その未来へ~」の推しカメラでは最後に舌ぺろ+ウインク+ピースを披露。動画もサムネイル画像にもなっているため、ついついクリックしたくなること間違いなしだ。

 次に45位の井筒について紹介したい。彼はYouTubeで公開された仲宗根梨乃のトレーナーリアクション動画にて、自信のなさそうなパフォーマンスから「ゆうた〜!頑張れ〜!ちっちゃいちっちゃい動き!」と激励されていたメンバーだ。しかし、彼が凄いのはその成長度合い。「Let Me Fly~その未来へ~」では、笑顔はもちろんのこと様々な表情を見せていて、驚かされた。特に〈Let me fly そのミライへ〉の羽を羽ばたかせるような振付で見せたミステリアスな流し目や、ダンスブレイクでの男らしい顔つきには目を見張るものがあった。このパフォーマンスを見たファンからはJO1木全翔也のように「憑依型」と評する声も上がっている。また、木全は以前「何にでも染まれる透明になりたい」と発言していたが、井筒にもそのポテンシャルは大いに感じる。まさに「原石」という言葉がぴったりだろう。

[井筒 裕太(Izutsu Yuta)]Let Me Fly ~その未来へ~ 推しカメラ

 また、mystaで行われた「mystaで1pick!!Mr.練習生コンテスト第一弾!#1自分の好きなものをプレゼン」では国民投票11位の池崎理人、19位の上田将人を抑え、ブロック別では3位にランクイン。mystaの順位が国民投票に反映されることはないため、一概に比較は出来ないが、すでに彼には熱狂的なファンがついているのではないかと推測される。「プリンシパルの君へ」では〈恋にかかる魔法かけて〉というパートが非常に可愛らしかった井筒。今後も国プを魔法にかけ続けて欲しい。

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