日向坂46 富田鈴花、松田好花、渡邉美穂……“ごりごりドーナッツ”の理想的な人間関係

 日向坂46には数多くのグループ内ユニットが存在する。その中に“ごりごりドーナッツ”という名でファンから親しまれる仲良しトリオがある。所属するのは富田鈴花、松田好花、渡邉美穂の3人だ。

日向坂46『ひなたざか』(通常盤)

 3人は前身グループ・けやき坂46の2期生として、2017年8月に加入した。年齢は松田と渡邉が同い年(2人はわくわくピーナッツというコンビ名もある)で、富田がその1つ下。デビュー以降互いを支え合い、切磋琢磨してきた。

 ここ最近のトピックとしては眼科系の病気のため昨年9月から療養していた松田が、同年12月24日に開催された『ひなくり2020~おばけホテルと22人のサンタクロース』(以下、『ひなくり』)のステージで復帰を果たした。その際に届けられた、富田との2人組ユニット・花ちゃんズ「まさか 偶然…」の柔らかなサウンドに、多くのおひさま(※日向坂46ファンの呼称)が涙したことだろう。

 今年3月に開催された日向坂46のデビュー2周年を記念したメモリアルライブ2daysは富田が体調不良のため欠席するという出来事もあった。その際、デビュー2周年を盛り上げるべく、ABEMAで企画された花ちゃんズの冠特別番組『日向坂46【2回目のひな誕祭記念】花ちゃんズとメモリアルな前夜祭SP』には渡邉が代打出演し、見事に代役を務めあげてみせた。番組の中では多くは語らなかったが、3人の絆を感じさせるアクションだったように思う。

 『ひなくり2020』で渡邉は「全員揃ってステージに立てるって当たり前じゃないんだなと思って……」と号泣する場面があったが、ここ最近はまさにそんなことを痛感させられた期間だった。だからこそメンバーの絆を再確認出来たようにも思う。

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