KAT-TUN、3年ぶりシングル『Roar』で堂々の首位に 生々しい歌で響かせる“グループの真骨頂”

参照:https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2021-03-22/

 2018年に発売された『Ask Yourself』から3年ぶりのシングル『Roar』が、2021年3月22日付のオリコン週間シングルランキングで1位を獲得したKAT-TUN。2006年のデビューシングル『Real Face』から28作連続の1位獲得となりました。2021年3月22日にデビュー15周年を迎えるなか、1位の座を堅持し続けています。

KAT-TUN
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 その表題曲「Roar」は、冷ややかなピアノとエレクトロニカで幕を開け、弦一徹こと落合徹也の編曲によるストリングスとともに歌へと流れ込んでいきます。

 「Roar」で何よりも強調されているのは、ボーカルグループとしてのKAT-TUNの姿です。メンバーのソロもあるものの、全体としてはハーモニーを重視した構成で、重厚なストリングスがそれを浮き上がらせるかのようです。そして、亀梨和也、上田竜也、中丸雄一の声が絡み合うなか、ファルセットも美しいサビへと流れ込んでいきます。

 2016年の「TRAGEDY」を聴いたときも、ほぼ全編が肉声で埋め尽くされていることに驚いたものですが、生々しい歌声にこだわるKAT-TUNの姿勢は「Roar」でも変わりません。nicotenの岡田一成が作詞作曲し、フィンランドのソングライターであるヤンネ・フィオテも作曲に名を連ねている「Roar」は、聴く者をKAT-TUNが生み出す肉声の渦へと誘います。「Roar」は3年ぶりのシングル曲にして、KAT-TUNというグループの真骨頂を体感させます。

KAT-TUN - Roar [Official Music Video]

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