ジャニーズWEST、いつまでも輝きを失わない7人の個性 『レコメン!』結成記念日SPは“らしさ”詰まった時間に

「ジャニーズWESTは、このままでいきましょうね」

 関西ジャニーズJr.時代から数えると、実に15年あまりの付き合いになるメンバー。もはや家族のようなメンバーだからこそ、「加齢臭がしたら言い合おう」なんていう話も飛び出す。今のところ「みんな大丈夫」という話に落ち着いたのだが、やはり年齢を重ねると回復力が衰えてくるため、ベストコンディションを維持するためにも肉体のケアは必須だと訴える年長チーム。

 32歳の濵田はストレッチをしないとダメだと強調し、31歳の桐山は犬の散歩をしただけでスネが筋肉痛になったとこぼす。また、以前はコンサート後に夜ふかしして映画を見ていたけれど今はすぐに寝るようにしていると、27歳の藤井も「そろそろ出始めた」と続く。ならば藤井よりも年上となる28歳の重岡も自覚があるのかと話を振るも、「永遠のアイドルやから! キラキラ18歳やから!」と重岡らしい返答が。

 ひとつのテーマから、いくらでも話が広がっていくジャニーズWESTのトーク。そんな今のジャニーズWESTを神山は「オードブル」と例えた。この神山の“たとえ熱い話”は、過去にも1年目は「ひまわり」、5年目は「丼」と続いてきたもの。前回と同じ食べ物が出てきたことに楽しくなってしまった重岡が「食べ物に例えるやり口は変わってないな」とツッコミを入れて笑いを誘う。

 さらに、3月17日にリリースされる最新アルバム『rainboW』より、リード曲「Rainbow Chaser」が流れると、濵田が「“Rainbow Chaser”の意味が、夢追い人なんですよ。もう好きなら好きでいいから、好きを突き詰めた、そのトップに立った男たち、そうそれがジャニーズWEST! って言われるような俺たちでいるっていうのはどうだい?」とメンバーに語りかけ、「おー、いいよー!」と沸いてみせる。

 そして、エンディングも濵田の「We are the Rainbow Chaser! よぉ〜!」と1本締めで締めくくると、「濵ちゃんって全然変わらんなって思った」(重岡)、「可もなく不可もなくってこのことやな(笑)」(小瀧)、「濵ちゃんはそれでいいのよ」(神山)と相変わらずなピースな展開に。そんなメンバーの声を聞いて「WESTはこのままいましょうね」と愛しそうに語りかける姿が印象的だった。

 何事も激しく変化していく世の中で、その良さが変わらないというのも貴重なことだ。全く違う個性が、お互いを楽しませ、その姿がさらに多くの人を元気にしていく。そんなジャニーズWESTのパワーがギュッと詰まったような時間だった。この先何年経っても、見上げればそこに色濃く鮮明な7色の虹が輝き続けることを願わずにはいられない。

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