関ジャニ∞の涙から始まる「キミトミタイセカイ」MV グループの未来照らすラブソングを映像と共に聴き解く
ファン以外から見た関ジャニ∞のイメージは、関西弁のお祭りソングやメッセージ性のある楽曲の印象が強いかもしれない。明るくて元気いっぱいにはしゃいだり、胸を打つ熱い歌唱のイメージが先行して、バラードやラブソングを歌う姿を真っ先に思い浮かべる人はそう多くはないだろう。
しかし、関ジャニ∞の音楽の扉を開いてみると、シングルのカップリングやアルバムに、実はいくつものラブソングが収録されている。「ブリュレ」(アルバム『PUZZLE』収録)のようにノリのいいロックナンバーかと思いきや、疾走感あふれる音にのせて、ちょっぴり重たい恋心を歌った曲など、タイトルからは想像のつかないラブソングもある。歌詞を読めば「なるほど!」と腑に落ちるのも面白い。
今回、ドラマ主題歌として書き下ろされた楽曲なだけに、ストーリーに寄り添うのと同時にストレートなミディアムバラードをシングルとして打ち出すことで、関ジャニ∞のこれまでの音楽の幅を広げる、進化や挑戦を意識したナンバーだと捉えられなくもない。
昨年12月の詳細発表の段階で、大倉は「ドラマは過去に戻りますがこの曲と一緒に明るい未来を照らせたらと思います」ともコメントしていただけに、フルバージョンでは何かさらなる展開があるのか、続きが待ち遠しい。
■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。