『ダンスキップ!』インタビュー
Girls²が語る『ダンスキップ!』で楽しむユニット曲の魅力 グループの“なわとび事情”や『ガル学。』でのエピソードも
Girls²が新しい“なわとび”の遊び方を発信!
CDリリース・デジタル配信前の新曲音源が収録された、ホルダースピーカー付きなわとび 『ダンスキップ!』が1月16日にタカラトミーより発売された。
収録されているのは、Girls²をモデルにしたオリジナルアニメ『ガル学。~聖ガールズスクエア学院~』(テレビ東京系/以下、『ガル学。』)から生まれた3つのユニットの新曲(「つなぐ!」/east²、「ワキ アイ×2」/west²、「Congratulations ~新しい夢の扉~」/south²)に加えて、「センチメートル」/Girls²、「走れ!月火水木金曜日!」/ おはガール from Girls²、「チュワパネ!」/Girls²(新曲3曲は本人歌唱のフルバージョンを収録。その他の3曲はメロディのみショートver.)。
ホルダースピーカーから流れる音楽に合わせて、ダンスの前のウォーミングアップや、トレーニングやダイエットなどに、楽しくなわとびを続ける新習慣を作ってくれそうなアイテムだ。そこで、今回は各ユニットを代表して、原田都愛(トア/east²)、菱田未渚美(ミナミ/west²)、鶴屋美咲(ミサキ/south²)の3名がインタビューに登場。新曲について、各ユニットとGirls²との感覚の違い、そしてなわとびにちなんで2021年ジャンプしたいことについて聞いた。(佐藤結衣)
Girls²のなわとび王は原田都愛!?
ーー目の前に『ダンスキップ!』がありますが、実際に触れてみていかがですか?
鶴屋美咲(以下、鶴屋):こんなに音楽を楽しみながらなわとびができる時代なんだなって思いました(笑)。すごくデザインとしてもかわいくて嬉しいです。
原田都愛(以下、原田):ホルダースピーカーが想像していたよりも細かい音までちゃんと流れてくれるので、このままスピーカーとして曲を楽しむこともできるのがいいなと思います。
菱田未渚美(以下、菱田):スイッチを入れればすぐに音楽が流れるから、操作もすごく簡単です。さっき都愛ちゃんと一緒に腰につけて跳んでみたんですけど、すごく軽くて、重さも気にならなかったです。
ーーちなみに、みなさんは普段なわとびはしていますか?
鶴屋:Girls²は、いつもレッスンやトレーニングの内容を報告するようにしているんですけど、都愛ちゃんたしか前に「なわとびしました」って書いてたよね?
原田:よく覚えてるね! 家の中でやったので、あまり思い切り跳べなかったんですけど(笑)。
菱田:家の中で!?
原田:うん、バンバンものに当たっちゃった!
鶴屋:あはは。でも、本当上手だよね。二重跳びも、あや跳びもできるし!
菱田:やっぱり、運動神経いいよね。
原田:小学校までは全然できなかったんですけど、中学生になってやったらなぜか急にできるようになったんですよ。そこからちょこちょこやってます。トレーニングでやるなら二重跳びがおすすめですね。一番体力消費するから。
菱田:何回ぐらいできるの?
原田:数えたことないからわからないけど、誰かと競争するってなったらずっとできると思う(笑)。
ーー原田さんと競い合えそうなメンバーはどなたかいますか?
鶴屋:(隅谷)百花も「なわとびする」って言っていたよ。得意だって。
原田:おお!
鶴屋:でも、私みたいになわとびが苦手な人も、新曲を楽しめるっていうのが嬉しいです。
ユニットだからこそ魅せられる、新しいパフォーマンス
ーー今回は、『ガル学。』内で生まれたユニットごとの新曲ということですが、Girls²のときとの違いはありますか?
鶴屋:このチーム分けはメンバーの出身地が関係していて、それぞれコンセプトがあるんです。south²は生徒会役員メンバーのエリートだからかっこよく真面目で、east²はフレッシュで“アオハル”感ある雰囲気で、west²は関西ノリのワチャワチャで(笑)。
原田:west²は本当に見ていて面白い!
菱田:本当に!? 嬉しい! west²はモモちゃん(隅谷百花)との2人組なので、漫才コンビみたいな感じなんですよ。パフォーマンスしている時も楽しいし、思わず素で笑っちゃうところも結構あります。
ーー隅谷さんはちょっと天然で、菱田さんは最年少なのにしっかり者という、ボケとツッコミの役割がすごくイメージできます。
菱田:そうなんです(笑)。リハーサルの休憩時間とかも、無自覚にボケてくるんですよ。本当に面白いです。これは今回の収録曲とは違うんですけど、「愛×2」っていうwest²の曲で、追いかけっこみたいにくるくるするダンスがあるんです。そのとき、急にモモちゃんが私の頭を指差してすっごく笑ってて。こっちまで大笑いしちゃいました。2人ならではのダンス構成ができたり、west²ならではの面白い振り付けができたりするのは、9人とはまた違う面白さですね。
ーーeast²の曲はいかがですか?
原田:「つなぐ!」は、「チュワパネ」とかを担当してくださったコレオグラファーさんがダンスを考えてくださったんですが、その振りがすごく好きなんです。〈つなぐ〉っていう歌詞に合わせて指をつないで見せたり、言葉がそのまま動きになっていたりするので、すごくわかりやすいです。
ーー「つなぐ!」は『ダンスキップ!』で原田さんが跳んでいる動画もあるそうですね。
原田:はい。YouTubeに動画がUPされているので、ぜひ見て真似してほしいです。ゆっくり跳んだり急に早く跳んだり、いろんな跳び方をするのに慣れてなくて、ちょっと難しく感じました。でも、練習をするとだんだんできるようになるので、みなさんにも頑張って跳んでもらいたいです。
ーーeast²のレコーディングの様子はいかがでしたか?
原田:east²のコンセプトは元気な感じで、テンションとしてはGirls²に近いので、みんな戸惑うことなく歌えました。
ーーでは、優等生グループのsouth²は9人との違いはありましたか?
鶴屋:そうですね、south²は3つの中で一番人数が多い4人組ユニットで、それでも9人に比べるとソロの見せ場が増えるという意味で最初は緊張していたんですが、今回の「Congratulations ~新しい夢の扉~」では、みんなの息が合ってきているのを感じました。生徒会長をやっていたり、ケガでブランクを持っていたり、しっかり者だったり......アニメの役として演じている設定があるので、その部分はそれぞれが意識してレコーディングに臨みました。
ーーダンスの面では、south²っぽさというのはありますか?
鶴屋:Girls²の「恋するカモ」などの振りを考えてくださったコレオグラファーさんが担当しているのですが、その方が“south²っぽさ”をすごく持っていらっしゃって。レッスンしながら、ちょっと腰を出す動きだったところを「これはちょっとsouth²っぽくないからやめよう」って、細かく調整してくださいって。south²のオリジナルポーズを何回も入れて、世界観を作り出そうとしてくださっている熱を感じるので、私たちもそれに応えようと頑張っています。
ーーいつかライブでシャッフルメドレーとか見てみたいですね。
原田:私、west²の振り付け踊りたい。漫才が終わったときみたいな、最後のお辞儀みたいなポーズがめっちゃかわいいんだもん。
菱田:コレオグラファーさんも関西の人だから遊び心があるんだよね。
鶴屋:シャッフルいいですね。面白そう!