BTS V、人々の心を和ませる不思議な魅力 たくさんの愛情で保たれるみずみずしい感覚

 BTSが、11月20日に待望のニューアルバム『BE (Deluxe Edition)』をリリースした。新型コロナウイルスの影響で変わってしまった社会を前に、“何があっても人生は続いていく“という思いを込めて作られた本作。そのメッセージの中核を担うというリード曲「Life Goes On」のMVがYouTubeに公開されると、さっそく急上昇1位を獲得。再生回数は11月21日現在、8000万回を突破。その勢いは加速する一方だ。

BTS (방탄소년단) ‘Life Goes On’ Official MV
BTS『BE (Deluxe Edition)』

 リリースを受けて、11月20日午前11時からグローバル記者会見を開催したBTS。世界中のメディアが注目し、厳かな空気が感じられる中、ひときわ注目を集めていたのはVだった。今回のアルバムは、JIMINがメンバーと事務所側の意見をまとめるプロジェクトマネージャーを担当し、JUNG KOOKが「Life Goes On」のMV監督を務めるなど、メンバーがアルバム制作全般に携わり、その様子も細かくARMY(ファン)に発信してきた。RMの言葉を借りるなら「みんなで創り上げた」作品だ。

 そのなかでVは、ビジュアル面を統括したという。メンバー同士で写真を撮ることで、自然体な姿をARMYに見せたいと思ったと、Vが話し始めるとなぜかみんなが頬を緩める。それまで、きっちりとした雰囲気で進んでいたにも関わらず、Vがマイクを持つと何かが起こるのではと、目を離さずにはいられなくなる。

BTS (방탄소년단) Global Press Conference ‘BE’ (+ENG)

 その予感が的中したかのように、Vは「PDFも初めて作ってみました……今回のアルバムをきっかけに“僕にはこういう才能があるんだな“って(うんうんと1人で頷いて)……と感じました」とぽやぽやトークを披露。これには司会者からも「才能があるっておっしゃったときに、なぜモジモジとされたんですか?」とツッコミが入る。すると「そのときのことを思い出してすごくしっかりできてたし、すごくうまくできてたし……」とマイクをそっと置いてしまうV。「最後まで言ってください(笑)」とまたもやツッコまれる羽目に。

 そんなどこまでもVらしい言動にメンバーも記者たちも思わず吹き出してしまう。隣に座っていたJINが、Vにマイクを向けると「とにかくそうでした」と自信満々の様子で頷き、「いろいろ活用してください」とニッコリしてみせるのだった。

 また、全8曲をメンバーが順に解説した際には、Vが3曲目の「Blue & Grey」を担当。V自らが曲作りに参加したにも関わらず「ディスコポップ……アコースティックギターサウンドが入った、うん、ポップバラードです。あ! ディスコじゃないです」とあたふた。その後、5曲目の「Telepathy」をレトロポップディスコサウンドと解説したJINが、「Vさんはこっちと間違えたのかな」と笑ってみせた。