Sexy ZoneとジャニーズWEST、『紅白』出場が期待された背景 2020年の活躍ぶりから考える
そして、この2グループ、Sexy ZoneとジャニーズWESTには、2020年の活躍を語る上で共通する点があります。それは、シングル曲が非常に好評だった、という点です。Sexy Zoneは「RUN」と「NOT FOUND」の2曲、ジャニーズWESTは「証拠」を表題曲としてCDシングルをリリースしました。実際、『RUN』と『証拠』は、一般社団法人日本レコード協会のゴールドディスク認定において、プラチナ認定(最低累計正味出荷枚数25万枚以上)を達成しています(2020年11月17日現在)。これはいずれも、Sexy Zoneのデビューシングル『Sexy Zone』、ジャニーズWESTのデビューシングル『ええじゃないか』以来となります。
筆者自身も、この3曲に感じる懸命さや力強さが、今のSexy ZoneとジャニーズWEST、それぞれのグループらしさで表現されていて、非常に気に入っています。CD売上という意味ではこれまで両グループとも、悪くはなかったものの、比較的伸び悩んでいた印象がありました。しかし、2020年に発表されたこの3曲は、今のSexy Zone、ジャニーズWESTそれぞれのグループが目指したい姿と、作品がリンクし、それが筆者を含むファンの心を掴んだ結果、売上が伸びたと考えています。それゆえ、2020年の活動に手応えを感じていたファンも多かった、そう感じています。
Sexy ZoneとジャニーズWEST、2020年における両グループの活動は非常に意味があり、結果も十分に伴ったと言えます。確かに、『紅白歌合戦』への出場は叶いませんでしたが、重要なことは、『紅白』に出場すること自体ではありません。自分たちがアイドルとして実現したいことにどれだけ真剣に取り組み、ファンに伝え、いかにファンの心を着実に掴んでいくか、それこそが重要と考えています。今年のような心を掴む活動が今後も続けば、『紅白』に出場するしないに関わらず、必ず彼らの努力は大きな実を結ぶはず。そう強く感じることができた、Sexy ZoneとジャニーズWESTの2020年でした。
■ジャニヲタおじさん
ジャニヲタのおじさん。1974年生まれ。福岡県在住。AB型。妻、息子、娘の4人家族。ジャニーズを見て、かっこいいな、素敵だなと思ったことをTwitterやブログに記しています。
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