JO1、なぜ多くの商品コラボに起用? 影響力、幅広い層への広がり、好感度の観点から考察

 もう一つの理由は「注目している層が広がり続けていること」ではないだろうか。例えば、これまで男性グループというと女性ファンがメインという風潮があった。しかし、JO1は高いパフォーマンス力やジェンダーレスな在り方などから男性ファンも少なくない。SNSを見ると男性JAMがコメントをしていたり、JO1の魅力を語ったりしている様子も見られる。『ViVi』で行なわれていたファンからの相談にメンバーが答える企画でも男性JAMからの質問が見られた。さらに最近では『ネプリーグ』、『逃走中』、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(いずれもフジテレビ系)や『ぐるナイ』(日本テレビ系)などゴールデンタイムのバラエティ番組にも出演しており、老若男女に知られるようになってきている。フリュー株式会社とのコラボ第1弾の際、担当者は「広い年齢層のファンを持つJO1とコラボをすることで、普段からプリを撮っている女子高生、大学生はもちろん、それ以外の層の方々にも楽しく遊んでほしいと思っています」とコメント。JO1だからこそ、従来よりも広い層へアプローチができると考えているようだ。

 そして、なんと言ってもJO1は見ていて単純に気持ちがいい。メンバー仲はとにかく良く、誰かがコメントをすると全員で笑ったり、声を掛けたりして盛り上がっている。また、メンバーに対して素直に感謝の言葉を伝えるシーンや、誰かがチャレンジをする時は「頑張れ!」と本気で応援をしたりするシーンも多く、見ていると前向きな気持ちになってくる。『JO1 HOUSE』(GYAO!)やYouTubeにアップされている『Pajama Party』動画などでもその姿が見られるのでぜひチェックしてみてほしい。こういった好感度が、コラボ商品のイメージアップにつながっていそうだ。

 こう考えるとJO1のもとに多くのコラボ企画が集まってくるのは必然なのかもしれない。次はどんな商品とタッグを組むのだろうか。JO1のコラボ旋風はまだまだ広がっていきそうだ。

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