『FEARS』インタビュー
THE RAMPAGE、逆境を乗り越えステージで掴んだ新たな可能性 ニューシングル『FEARS』に込めた想いを16人全員で語る
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下、THE RAMPAGE)が9月30日、『INVISIBLE LOVE』以来5カ月ぶりのシングルとなる『FEARS』をリリースした。先日はLDHによる配信ライブ『LIVE×ONLINE』で充実したパフォーマンスを披露し、コロナ禍による『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2020 "RMPG"』の中止などの逆境を感じさせない存在感をアピールしたTHE RAMPAGE。今作のタイトル曲は「見えない存在への恐怖」をテーマにしており、今の時節ともリンクする。この新曲に込められた想いとこだわりを、コロナ禍のなかでの活動や配信ライブの感想を交え、メンバー16人に聞いた。(小池直也)
「自分達のパフォーマンスに自信を持てた」
ーーコロナ禍によって、当初の予定とは違う活動を余儀なくされていますが、現在はいかがですか?
後藤拓磨(以下、後藤):なかなか全員で集まる機会が状況的に作りづらくなりました。
岩谷翔吾(以下、岩谷):当たり前が当たり前じゃないのだなと感じました。何事にも通じると思いますが、どんなことにも感謝しないといけないなと思います。
陣:考えてみると、普段から生活していても心のどこかに不安や悩みがあったなと。それを気にしなかったのも皆と一緒にいれたからです。
浦川翔平(以下、浦川):隣にいるメンバーの熱量で自分のボルテージも上がるので、それができないことが心苦しいですね。
ーー先日の配信ライブ『LIVE×ONLINE』の手応えと感想をお願いします。
RIKU:楽しかったです。メンバーの嬉しそうな表情が観れてよかったし、音楽の可能性を改めて感じました。早く本来の形でライブしたくなりましたね。
神谷健太(以下、神谷):「今この瞬間を生きていて、ひとりじゃない。皆一緒なんだ!」と強く思えたライブでした。見てくださった全ての方に感謝です。
武知海青(以下、武知):あと伝えたい想いは、直接会って伝えたいと思いました。配信ももちろん良いのですが、16人を常に見ることができるステージでTHE RAMPAGEを感じていただきたいですね。
鈴木昂秀(以下、鈴木):見ていただいた方々にめちゃくちゃよかったねとか、それこそ先輩のEXILE THE SECONDさんの皆さんに「ランペカッコよかった」といった言葉をいただいて、改めて自分達のパフォーマンスに自信を持てましたし、次につながるライブになったなと感じました!
ーー新曲「FEARS」についても教えてください。楽曲を最初に聴いた時はどう思われましたか?
与那嶺瑠唯(以下、与那嶺):イントロから迫りくるゾクゾク感がクセになりました。
神谷:僕は謎めいている旋律だな、と興奮しました。
武知:曲の感じが不安感を煽りますよね。
後藤:僕はシングルの収録曲のなかで一番「FEARS」が好きです。
ーー「FEARS」を歌う時のこだわりがあったら教えてください。
RIKU:僕は曲の主人公になって、気持ちを理解することを大切にしました。
川村壱馬(以下、川村):恐怖や影を感じる楽曲ですが、その中にかすかな希望、光を感じとれる歌詞になっています。世界観としては世の中の状況(コロナ禍やSNSでの心ない言葉)と重なる部分もあるので、支えになれたら嬉しいです。
吉野北人:不安や苦しみ、誰もが持っている恐怖。それでも光があると信じて、負けないと誓う希望を強く感じます。ボーカルとしては強弱を意識して、感情を揺さぶる歌い方を研究しました。