日向坂46、“箱推し”急増の理由はどこに? 『日向坂で会いましょう』から感じられる全員が輝くチームワーク

 日向坂46はなぜ箱推しされるのか。ある特定のメンバーを推すのではなくグループ全体として応援したい。筆者だけではなく多くの人をそう思わさせる彼女たちの魅力について考えてみた。

日向坂46『ひなたざか』(通常盤)

 日向坂46の最大の強みは“チームワーク”であり、それこそが多くの人を箱推しさせる最大の理由だと筆者は考えている。そのチームワークを象徴するのが冠バラエティ番組『日向坂で会いましょう(以下、ひなあい)』である。最近放送された『アザトカワイくて何が悪いの?第2回ぶりっ子選手権!!』(テレビ東京)では、グループ一丸となってぶりっ子をやってのけているのが印象的で、まさに『ひなあい』だからこそ成立した企画だったように思う。

 今でこそ“あざとくてもいい”という考えは一般的に浸透してきてはいるものの、まだ“堂々とやるものではない”と思われてもいて、テレビ番組などでは、ぶりっ子キャラが登場した際に、共演者が冷ややかな目で見るという流れはよく見かける。しかし、『ひなあい』では、メンバーがぶりっ子キャラを全うし、楽しそうに大喜利、モノマネで現場を盛り上げている。それらを敬遠するメンバーは一人もいないのだ。むしろ、スベることを恐れない堂々とした姿勢すら感じられる。いや、一人ひとりが助け合うチームワークが確立されているからこそ、必要以上に恐れていないのかもしれない。

 自分がやりたいかやりたくないか、どう見られるのかを考えるのではなく「番組をどう面白くできるか」「自分は何をすべきか」を一人ひとりが考え、番組を面白くしようとする気合ややる気がそこにはある。番組司会者であるオードリーの2人が、しばしば口を揃えて「本当に良いグループだなぁ!」というが、まさにその通りなのである。