GOT7、今こそ応援したいグループの面白さ 年長メンバー マーク、JB、ジャクソンの特徴を解説

“にぎやかなGOT7”の根源・ジャクソン

 中国代表フェンシングのアジア大会金メダリストの父、体操の元世界チャンピオン選手の母と、サラブレッドとして生まれたジャクソンは、自ら香港のフェンシング元国家代表選手という経歴も持つ。その栄誉を称えた写真が学校に飾られていたところ、スカウトに繋がった。

 オリンピックか、アイドルか。そんな究極の選択を迫られたジャクソンは、ジュニアアジア大会で金メダルを獲得し、オーディションの許可を得て、見事合格してしまう。持ち前の運動神経から、マーシャルアーツトリッキングも担当。ラッパーとして必要不可欠なリズム感の良さ、そしてここぞというときに出る勝負強さが、自信溢れる堂々としたパフォーマンスに繋がっているのだろう。

 GOT7が7人集まると、まるで男子学生が集まったかのようなワチャワチャとした笑いが絶えない。その中心にいるのは、間違いなくジャクソンだ。ヌッパン(寝る様子を映す)動画では、カメラマンもジャクソンの活躍を期待してか、真っ先に彼の表情を撮りに行く。カメラに気づいたジャクソンは、その期待に応えるべくテンションを爆上げして挨拶し、とても寝る雰囲気ではない空気を一気に作り上げてしまうのだ。また、物音を立てたら罰ゲームが待っている「○○が寝た後に」シリーズでは、いつもジャクソンきっかけでメンバーの腹筋が崩壊してしまう。

 残念ながら、中国でのスケジュールが多忙化したことで、2017年より日本での活動が休止状態にあるジャクソン。今後、日本におけるGOT7を取り巻く体制が変わることで、また7人での活動を見られる機会が増えていってほしいと願うばかりだ。 

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