日向坂46 佐々木美玲は、なぜファンから支持される? “ハッピーオーラ”をナチュラルに体現する存在感
ここ最近グループ活動だけでなく、ドラマの仕事やリポーター業などを通じ改めてファン層を拡大している印象のある日向坂46の佐々木美玲。7月31日に迫った無観客配信ライブ『HINATAZAKA46 Live Online, YES!with YOU! ~“22人”の音楽隊と風変わりな仲間たち~』でも表現力の高い佐々木美玲への期待が高まるが、本稿では最近の活躍ぶりから彼女の魅力を改めて考察してみたい。
佐々木美玲は日向坂46の前身グループ・けやき坂46の1期生として2016年5月にグループに加入。その当時から美玲には高いパフォーマンス力が備わっていて、長濱ねるから「完璧人間。ダンスも歌も出来るし、ひらがなけやきで1番憧れている」と紹介されたほどだ。2018年3月7日リリースの欅坂46の6thシングル『ガラスを割れ!』の初回限定盤TYPE Bに収録されたカップリング曲「イマニミテイロ」で初めてのセンターポジションを務め、同年6月20日にリリースされた1stアルバム『走り出す瞬間』のリード曲「期待していない自分」でもセンターとして豊かな表現力でファンを魅了した。同アルバムに収録されたソロ曲「わずかな光」でも、佐々木美玲の透き通る声を存分に堪能することができる。
そんな佐々木美玲は持ち前の表現力を活かし、7月10日からスタートした連続ドラマ『女子グルメバーガー部』(テレビ東京)に森林映美役として出演した。これまでグループとしては、2017年に放送されたドラマ『Re:Mind』(テレビ東京)、2020年1~3月期に放送されたドラマ『DASADA』(日本テレビ)とドラマ撮影の経験値を積んできたが、グループを離れて1人で出演するのは今作が初めてだ。とはいえ“パン好き”を公言する、佐々木美玲にとってハンバーガーを題材にした作品へのオファーはうれしい出来事だったのではないだろうか。