AB6IX、OH MY GIRL、MAMAMOO、ASTRO……最終日は出演アーティストが映像で集合 『KCON:TACT』後半レポ
日本では毎年春に開催される、K-Cultureの祭典『KCON』が、今年は新型コロナの影響を受けオンライン配信という形式で『KCON:TACT 2020 SUMMER』として開催された。6月20日から26日まで、1週間に渡って開催された今年の『KCON』の後半をレポートする。
日本でも人気のAB6IX、OH MY GIRLが登場した5日目
この日はAB6IX、OH MY GIRL、TOO、BVNDIT、『SIXTEEN』出身のNATTYがパフォーマンスを披露した。
昨年、デビューしたばかりで『KCON』に初登場し、観客の注目をかっさらっていった驚異の新人グループ・AB6IXが、今年も『KCON』に参加。オープニングアクトではカジュアルな衣装で「LOVE AIR」をさわやかに歌い上げ、本編では最新曲の「RED UP」などを披露し、これまでと変わらぬAB6IXの高いパフォーマンス力でファンを魅了した。ミート&グリートでは日本語が堪能なことで知られるイ・デフィが、これまた流暢な英語で海外のファンと積極的に交流し、久しぶりにファンとの出会いを楽しんだ。
OH MY GIRLは昨年の日本デビュー以降、メキメキと上達した日本語力を『KCON』でも発揮。ミート&グリートではメンバーたちの和気あいあいとした雰囲気もあいまって、笑いの絶えないトークとなった。ステージでは一転、OH MY GIRLの世界観を表現するアーティストへと姿を変え、「Dolphin」では世界中のファンたちの振り付け映像と構成されたステージでファンとの一体感を演出した。
ASTRO、MAMAMOO、N.Fryingら圧巻のパフォーマンス披露した6日目
この日はASTRO、MAMAMOO、Golden Child、NATURE、N.Flyingが『KCON:TACT』のステージに登場した。
オープニングアクトでダンスパフォーマンスを披露したASTROは、このステージでは“DREAM”を表現したかったとROCKY(ラキ)が説明。本編では昨年リリースして人気を博した「Blue Flame」をはじめ、スペシャルステージではラキが、実は10年来の親友であるというSF9のCHA NI(チャニ)とのダンスも披露。MJから「嫉妬する!」とコメントされるほど息の合ったステージを見せた。
ファサが腰痛のため急きょ3人での参加となったMAMAMOOは、メンバーの不在を感じさせないステージを披露。昨年、韓国で大ヒットした「HIP」からスタートし、終始圧巻のパフォーマンスでファンを魅了した。ムンビョルは「無観客だからさびしいかと思ったけど、こうしてみんなが見守ってくれているから、思った以上に楽しい!」とオンラインコンサートの手応えも感じていた様子。ミート&グリートでは「一口ちょうだい」が多いメンバーは? という質問に全員一致でファサを挙げたり、彼女たちの素顔が感じられるトークも盛りだくさん。
N.Flyingはミート&グリートで「Oh really.」のアコースティックバージョンを披露するなど、バンドならではのイベントでオンラインコンサートを盛り上げた。