『乃木坂46時間TV』高山一実×賀喜遥香、新内眞衣×遠藤さくら……先輩後輩MCから見える微笑ましい関係性
乃木坂46の特別番組『乃木坂46時間TV アベマ独占放送「はなれてたって、ぼくらはいっしょ!」』が、6月19日19時から46時間にわたり、ABEMA内の「ABEMA SPECIALチャンネル」独占で配信されている。
2018年3月以来、2年3カ月ぶりとなる今回の第4弾。全身タイツ姿の生田絵梨花から幕を開け、スタートから22時間が経過した21日17時頃には合計視聴者数1500万を突破、同日24時には2000万を記録した。久保史緒里が休業時期を振り返り言った「日奈子さんがいるから戻れる」の一言で北野日奈子が号泣するという感動の瞬間となった「いきなり2Sトーク」、アンミカから明るさの秘訣を伝授された齋藤飛鳥が“アスミカ”としてテレビショッピングを披露した「乃木坂電視台」、19日深夜に『バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)との中継が結ばれバナナマンがサプライズ登場するなど、Twitterでは番組関連ワードがトレンドを席巻し続けている。本記事では、番組を回す役目のメンバーMC陣に注目。折り返しとなる20日19時までの前半戦を振り返っていきたい。
高山一実×賀喜遥香
リレーMCのトップバッターを飾るのは、現在『オールスター後夜祭』(TBS系)、『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)のMCを担当する高山、4期生のライブMCを務める賀喜の組み合わせ。齋藤が「大人の方は全員期待してるんじゃないですか。見守っています。頑張ってください」と期待を寄せる通りに、初MCの賀喜に注目が集まった。MCの役目の一つが、CM振り。噛み噛みのスタートとなった高山が「緊張解けてきた」とカメラ目線でサムズアップをするのに対し、賀喜は困り顔で「緊張が解けません!」と白い歯を見せる。再びカメラが近づき焦った賀喜の「んー! 新内(眞衣)さん可愛かったです!」というコメントに、まだ放送が続いていることに気づかない高山が「しーちゃん(久保史緒里)って言った?」と聞き、賀喜が「新内さんです」と答えるという、ちょっとしたハプニングもあった。
“アスミカ”の対応にどぎまぎする賀喜に、高山が「3、4万はするんでしょ?」とテレビショッピングのお決まりを振るという経験の差が出る一幕も。しかし、賀喜が番組に大きく貢献した部分がある。初期の番組ハッシュタグは「#46時間TV」だったのだが、数字始まりのワードはトレンド入りしないというTwitterの仕様を受け、賀喜が「#乃木坂愛してる」を発案。翌日、MCの組み合わせのハッシュタグ「#welovenogizaka」も、賀喜が提案し採用されることとなった。
新内眞衣×遠藤さくら
24thシングル『夜明けまで強がらなくてもいい』センターを務めながらもMCのイメージはない遠藤を支えるのは、『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)パーソナリティーの新内。2日目のオープニングを務めた新4期生に刺激を受け、遠藤は「しっかりと務められるように」と意気込みを見せる。話題をさらったのは、視聴者参加型企画の「4択生投票ゲーム」で披露した遠藤の「全力投げキッス」だ。愛らしい笑顔でカメラに投げキッスを送る遠藤に、新内が「全力でした? 朝なんですけどおかわり欲しいな」とニヤリ顏で無茶振りをする。
さらに、田村真佑の「乃木坂電視台」でゲテモノ料理として出されたヤモリの素揚げに「食べろって言われたらいけるかもしれない」と宣言してしまったことで、遠藤のもとにヤモリが運ばれてくる。いざ、ヤモリを目の前にした遠藤は「やっぱ無理かもしれない!」と苦悶の表情で退散。MC面でも、バラエティ面においても貴重な遠藤の姿が見られる放送となった。