日向坂46、リモート学力テストで新たな“おバカキャラ”誕生? 珍解答連発した『日向坂で会いましょう』放送回を振り返る
学力テストでも忘れないのが日向坂46メンバーによる“春日(俊彰)いじり”だ。慣用句に関する問題では小坂菜緒、丹生明里、松田好花、上村が春日に関するユーモアたっぷりな答えを用意してバラエティ能力の高さを発揮させる。また加藤史帆と佐々木久美のワイプ芸も光っていた。以前同番組で渡邉美穂が「2代目ぶりっ子王座決定戦」企画をプレゼンした際に、ぶりっ子メンバーを“やってる人”と、意図せずぶりっ子になってしまう“天然”の2種類に分類したが、その時に生まれた「やってる(※○の中にやが入るのが正式表記)」の手書きフリップを急遽用意。宮田愛萌と渡邉がぶりっ子芸を見せた時に、そのフリップをワイプからサッと出して番組を盛り上げていたのだ。
過去の放送の中で生まれた素材を最大限に駆使して笑いを生み出す姿勢や、新たな手法での春日いじり、おたけフィーチャー回と思いきや結果みーぱんが大暴れするなど、あらゆる方向からエンターテインメントを生み出す日向坂46。また、若林からの発案があったとはいえ、「リモート学力テスト」というメンバーがステイホームしながらでも出来る企画を急遽行った番組スタッフのアイデア力と実行力にも拍手を送りたい。果たして、今回学力テスト1位に輝くのは誰なのか? そして新生おバカキャラ“みーぱん”誕生なるか? 番組背景に選ばれた黒板の日直が、同日に放送される「日向坂46の『ひ』」(文化放送)出演メンバーの濱岸と松田に変わっているのかというところにも注目しつつ、週末の放送を楽しみにしていたい。
■中山洋平
1983年生まれ。フリーランスの編集・ライター。ボウリング、洋服、ギター、サウナ好き。Twitter