嵐、『ワクワク学校オンライン』開校の意義 公式Twitterから広がる“感謝”の連鎖
公式Twitterでは、嵐からも「感謝」をテーマにツイート・動画が届けられた。
大野智は、ステイホーム期間中の楽しみをくれた「竹の子を送ってくれた知り合いに」、相葉雅紀は、いつも気にかけてくれるという「風間ポン(風間俊介)に」、櫻井翔は、大事をとって収録を欠席した際に気にかけてくれた「メンバーへ」、感謝を伝えた。
常に感謝の気持ちを持とう!大野智 #嵐のワクワク学校オンライン #とどけ感謝 #大野先生 pic.twitter.com/BSt90TObOj
— 嵐のワクワク学校オンライン (@wakuwaku_online) May 17, 2020
風間ポンに届けっ!!相葉雅紀 #嵐のワクワク学校オンライン #とどけ感謝 #相葉先生 pic.twitter.com/XexfS33C76
— 嵐のワクワク学校オンライン (@wakuwaku_online) May 17, 2020
メンバーみんなからの返信に救われました。
普段はなかなか言えない人へ、この機会に伝えるのもいいかもです。櫻井翔#マジでっかい感謝 #とどけ感謝 #嵐のワクワク学校オンライン #櫻井先生 pic.twitter.com/mhrhQ9sO9X— 嵐のワクワク学校オンライン (@wakuwaku_online) May 17, 2020
大きなことを語りすぎない、等身大なところも嵐の魅力だ。近くにいるからこそ、なかなか言葉にする機会のない「感謝」を語る彼らの姿を見ると、「伝えること」は、照れるけれど決して恥ずかしいことではないのだと教えられる。
松本潤は、大変な状況下でも美味しいものを作ってくれる「飲食店の方へ」、二宮和也は、細やかな心遣いまでもが優しい「荷物を届けてくれる方々へ」、我々の気持ちを代弁してくれるかのように、日常生活において忘れてはならない「感謝」を伝えた。〈誰かが誰かを支えて生きている〉のだ。彼らが送った感謝には、実際にそうした職業に従事しているファンから「勇気づけられた」「また頑張れる」など、想いがあふれ出んばかりのコメントが届いている。
松本です。
ワタクシも生徒の一人としてメッセージを送らせてもらいます! 僕は飲食店の方へ。
日々、大変な中、美味しいものを作って提供してくれる事。ありがとうございます!!
そんな皆さんに感謝と応援のメッセージを送ります!
松本潤#嵐のワクワク学校オンライン #とどけ感謝 #松本先生 pic.twitter.com/rPbnl1j07p— 嵐のワクワク学校オンライン (@wakuwaku_online) May 17, 2020
昨日も、今日も、そして明日も、本当に感謝してます!!二宮和也 #嵐のワクワク学校オンライン #とどけ感謝 #二宮先生 pic.twitter.com/BTc8ln2PJ5
— 嵐のワクワク学校オンライン (@wakuwaku_online) May 17, 2020
第1回目に行われた二宮の授業において、「感謝することの大切さ」を、科学的にも理解している生徒たち。学びを復習・実践するかのように、嵐が伝えた感謝の言葉、他の生徒の感謝のツイートに対し、さらに「感謝」を返すという、感謝の連鎖が起こっている。今まさに、大きなやさしさの輪が広がろうとしている。
こうした非日常においては、嵐のメンバーの行動1つひとつが模範とされ、注目される。堅苦しいことだけれど、国民的アイドルグループの宿命だ。それでも怖気づくことなく、でっかい愛や希望を探し、前向きに行動する姿が、実に嵐らしい。
2020年。東京オリンピック・パラリンピックのスペシャルナビゲーターという大役をはじめ、嵐が大活躍するはずだった1年。1999年のデビューから走り続けた嵐にとって、関わったすべての人、多くのファンに「感謝」を伝える1年になったはずだ。
形は変わったかもしれない、それでも嵐は2020年を駆け抜ける。巡りあいたい人が、そこにいるかぎり。だけど21年分の「本当の感謝」は、言うのも言われるのもまだ早い。まだまだ私たちの嵐として、明日に向かって走り続けてくれなくては、笑顔を届けてくれなくては困るから。
■新 亜希子
アラサー&未経験でライターに転身した元医療従事者。音楽・映画メディアを中心に、インタビュー記事・コラムを執筆。
Twitter