SixTONES&Snow Man徹底解剖 Vol.16

Snow Man 佐久間大介×阿部亮平の“あべさく”コンビ、「共通点ゼロの両思い」と言われる理由 正反対だから築ける関係性

 4月3日、テレビアニメ『ブラッククローバー』(テレビ東京系)の新オープニングテーマにSnow Manの新曲「Stories」が決定したことが発表された。アニメオタクで知られるメンバーの佐久間大介が「将来の夢:アニメ主題歌担当」と言っていることもあり、ニュースが報じられて以降「夢が叶ったね、おめでとう」というツイートが溢れていた。どんな曲なのか、4月7日のアニメの放送を楽しみに待ちたい。

 そんなSnow Manのパフォーマンスといえば、激しく変わるフォーメーションが特徴的。3月30日に行なわれた『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)でも、「D.D.」と「KISSIN' MY LIPS」というタイプの違う楽曲を通して華麗なフォーメーションを見せてくれた。今回は祝・アニメ主題歌決定ということで、佐久間大介とそのシンメである阿部亮平、“あべさく”の魅力を見ていきたい。

Snow Man「D.D.」MV (YouTube ver.)

 そもそも、ジャニーズにおける“シンメ”にどんなイメージをお持ちだろうか。どこか似ている部分がある2人で、喧嘩をしているわけではないが程よい距離感で……という印象を持つ人も多いはずだ。実際、シンメといって思い浮かべるジャニーズのコンビを想像すると、そう遠くない印象が浮かぶだろう。だが、佐久間と阿部は本当に仲が良い。例えば、雑誌のインタビューひとつとってもそれが滲み出ている。お互いの匂いを嗅いだり、「阿部ちゃんともキスしたことがある」と佐久間が告白していたり。2人でラジオ番組のパーソナリティを務める時も、掛け合いや笑い方から和気あいあいとした雰囲気が伝わってくる。また、2020年2月13日放送の『Snow Manの素のまんま』(文化放送)では、佐久間が一緒にハワイに行った話を披露。「俺、阿部担にマウントとってっから。ベッド1個しかなかったから2人で寝たから」と自慢するほどであった。

 公私共に仲が良い2人だが、この関係性を築けるのはキャラクターが真逆だからではないだろうか。実際、かつて雑誌で「共通点ゼロの両思い」と銘打たれたこともあるほどである。佐久間はアニメが大好きでとにかく元気。考え方もポジティブで、パフォーマンスで華麗なアクロバットを見せるなどアクティブなイメージもある。一方、阿部はジャニーズきってのインテリで、人見知りなところもあるが、冷静かつ周りを俯瞰して見ることができるタイプだ。だからこそ、ソロでの仕事も全くバラバラ。佐久間はそのキャラを活かしてバラエティで笑いを取ることが多く、阿部はクイズ番組などでクレバーっぷりを披露。こうしてお互い自分に無いものを持っている2人だからこそ、これだけの関係性を築けるのではないだろうか。

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